著者
大山 一志 藤井 博英 Oyama Hitoshi Fujii Hirohide 日本赤十字秋田看護大学 東京情報大学看護学部 Japanese Red Cross Akita College of Nursing Faculty of Nursing Tokyo University of Information Sciences
雑誌
東京情報大学研究論集
巻号頁・発行日
vol.21(2), pp.19-33, 2018-03-01

統合失調症患者における精神科訪問看護の目的の一つに、再発兆候の早期発見が重要な要素とされている。本研究では精神科訪問看護に携わる看護師が、統合失調症患者の再発兆候をどのようなところで観察し、捉えているかを明らかにするべく看護師への聞き取り調査を行った。結果、精神科訪問看護に携わる看護師は、統合失調症患者の病状悪化に、【生活様式の逸脱】【病的体験の増悪】【治療意欲の低下】【コミュニケーションの変調】が伴うことを経験的に体得しており、これらの局面から再発兆候をモニタリングしていた。