著者
Nagaya K. Motomura K. Kukk E. Fukuzawa H. Wada S. Tachibana T. Ito Y. Mondal S. Sakai T. Matsunami K. Koga R. Ohmura S. Takahashi Y. Kanno M. Rudenko A. Nicolas C. Liu X.-J. Zhang Y. Chen J. Anand M. Jiang Y. H. Kim D.-E. Tono K. Yabashi M. Kono H. Miron C. Yao M. Ueda K.
出版者
American Physical Society
雑誌
Physical Review X (ISSN:21603308)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, 2016-06-16
被引用文献数
17

X線自由電子レーザーの超短パルスでリボ核酸塩基分子中の電荷と原子の動きを可視化-ヨウ化ウラシルによる放射線増感効果の機構解明. 京都大学プレスリリース. 2016-07-04.
著者
東郷 敬一郎 JIANG Y.P. JIANG Y. P.
出版者
静岡大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2008

平成21年度は,以下の2項目について研究を進めた.1.ナノ粒子分散複合材料の増分形損傷力学モデルの開発申請者らが開発している粒子分散複合材料の損傷理論を基に,粒子近傍のひずみ勾配効果による変形特性の粒子寸法効果と損傷過程の粒子寸法効果を考慮した力学モデルを開発した.また,新たなモデルとして,粒子-マトリックス界面層を考慮した微視力学モデルを開発し,界面層による粒子寸法効果を明らかにした.これらの開発したモデルを有限要素法に組込み,ナノ粒子分散複合材料中の切欠き・き裂など構造部材の解析を可能とした.2.ナノ粒子分散複合材料の作成粒子寸法の異なるシリカ粒子とエポキシからなる数種類の粒子分散複合材料を遠心遊星混練機,超音波分散器あるいは射出成形機を用いて作製した.強化材の樹脂マトリックス内への分散度について走査型電子顕微鏡について観察した結果、一様に分散している部分と凝集している部分が観察された。作製した複合材料について,強度特性を調べた結果、粒子体積率の影響は認められたが、粒子寸法の影響は顕著ではなかった。ナノ粒子分散複合材料の特性発現機構を明らかにするためには、さらに細かなナノオーダーの粒子を分散させた複合材料を作製し、検討することが必要である。