著者
甲元 眞之 Komoto Masayuki
雑誌
青驪
巻号頁・発行日
vol.3, pp.17-33, 2006-11-01

本稿の基本的な考えは、1981年から3ヶ年間熊本県教育委員会の高木正文氏と共同で、菊池川流域の横穴群の実測調査を行った期間中生まれた。その後1993年秋の、国立歴史民俗博物館主催「装飾古墳特別展示」で日下八光氏の装飾古墳の模写に接したこと、1996年冬に福岡大学が調査した五郎山古墳を見学したことにより、全体の構想をまとめることができた。