著者
熊野 陽人 Kumano Akihito 湘北短期大学
巻号頁・発行日
no.35, pp.131-136, 2014-03-31

本研究の目的は,女子学生を対象に,立ち幅とび跳躍距離と体格の関係性を検討し,立ち幅とびを体力テスト項目として行う有用性を検討することであった.検討の結果,以下のことが明らかになった.女子学生において,立ち幅とびの跳躍距離と身長,体重,BMI の間に有意な相関関係は認められなかった.また,女子学生において,立ち幅とびの跳躍距離と5 種目 (握力,上体起こし,長座体前屈,反復横とび,20m シャトルラン) 合計得点の間に,有意な正の相関関係 (r=0.555,p<0.01) が認められた.