著者
MOLNAR LEVENTE
出版者
北海道大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2020-04-24

本研究は、二人のハンガリー出身の映画作家、ヤンチョー・ミクローシュとタル・ベーラの空間表象をめぐりモダン・シネマにおける映画的表象を中心的な問題としている。作家論を超えて、モダン・シネマの文脈まで展開するためには、二人による作品のほかには同時代の中央・東ヨーロッパの映画にみられる空間表象を確認し、多岐にわたる先行研究を精読し、整理する。最終的には、本研究は映画において「何が語られているのか?」や「作家のメッセージは何なのか?」、「描写されたことはどういう意味なのか?」などの意味論もしくは解釈学的とは違う、つまり「如何にして表象されているのか?」という観点から映画的表象を論じる。