著者
三谷 文夫 ミタニ フミオ Mitani Fumio
出版者
近畿大学農学部
雑誌
近畿大学農学部紀要 (ISSN:04538889)
巻号頁・発行日
pp.81-300,図4枚, 1960-12
被引用文献数
3 16

Synopsis緒言 第1節 研究の意義・目的 第2節 謝辞第1篇 形態 第1章 成長に伴う形潜の変化 第1節 はじめに 第2節 幼魚の形態 第3節 横しまの形状 第4節 魚体各部の成長比 第5節 成長に伴う背鰭の分離 第6節 発育各期の段階分け 第2章 魚体測定に関する基礎的資料 第1節 体節的形質 1. 鰭条数 2. その他の体節的形 第2節 各種体長間の相互関係 第3節 魚体各部の相対成長 第4節 体長と体重との関係第2篇 生態 第1章 回遊・分布 第1節 漁期・漁場 第2節 回遊速度 第3節 遊泳深度 第2章 成長・年令 第1節 はじめに 第2節 各種年令形質の性状 1. 鱗 2. 耳石 3. 脊椎骨 4. 鰓蓋骨 第3節 鰓蓋骨による年令査定 1. 体長ひん度分布 2. 輪紋形成時期の推定 3. 各輸紋の平均輪径 4. 各輪紋形成時の計算体長 5. 論議 第3章 成熟・産卵 第1節 はじめに 第2節 生殖せんの形状 第3節 成熟 1. 熟度階級 2. 体長と卵巣重量との関係 3. 肥満度と生殖せん指枚との関係 4. 卵巣卵の成熟過程 第4節 抱卵数・産卵数 1. 算定方法 2. 卵巣重量と抱卵数との関係 3. 体長と抱卵数との関係 4. 成熟度と単位卵巣重量当たり抱卵数との関係 5. 産卵数 第5節 生物学的最小形 1. 満2才に連するまでの生殖せんの発育状態 2. 満2才以後の生殖せんの成熟状態 第6節 産卵期・産卵場 1. はじめに 2. 成熟度の季節変化 3. 生殖せん指数の季節変化 4. 性比 5. 稚魚の出現時期と地理的分布 6. 産卵好適水温 7. 女島の漁場条件とその附近の海況 8. 産卵期・産卵場の推定 第4章 食性 第1節 はじめに 第2節 稚魚の食性 第3節 食餌構成種の出現回数 第4節 食餌構成種の量的比率とその季節変化 第5節 餌料生物と漁況との関係 第6節 摂餌活動の日周変化 第7節 魚群の大小による摂餌活動の相違 第8節 産卵群の摂餌活動 第9節 成長に伴う摂餌活動の低下 第10節 サバとの混養からみた摂餌習性第3篇 漁況 第1章 漁況の永年変化 第1節 はじめに 第2節 太平洋側各県間の漁況の相関性 第3節 永年変化の型式 第4節 漁獲量の分布型式 第2章 漁況と気象との関係 第1節 はじめに 第2節 低気圧の強さとの関係 第3節 風向・風速との関係 第4節 気温との関係 第3章 漁況と海況との関係 第1節 はじめに 第2節 漁獲水温 第3節 透明性 第4節 漁況の周期性 1. 若狭湾における夏ブリの漁獲量の経年変化 2. 経ガ岬水温の経年変化 第5節 若狭湾における夏ブリの漁況と海況 第4章 漁況とその他の要因との関係 第1節 漁況と地形との関係 第2節 漁況と害敵第4篇 種族・資源 第1章 種族の問題 第1節 はじめに 第2節 各海区における漁況の経年変動状況 第3節 海区間漁況の相関性 第4節 体重組成の比較 1. 調査漁場 2. 対馬および五島海域の漁場別・月別体重阻成 3. 日本近海におけ海域別・月別体重阻成 第5節 論議 第2章 資源 第1節 はじめに 第2節 漁具・漁方からみた資源 第3節 生態・漁況からみた資源 1. 産卵生態からみた資源 2. 成長率からみた資源 3. 摂餌生態からみた資源 4. 漁獲状況からみた資源 第4節 論議および結論文献図版 1~4