著者
NUR・ADLIN・BINTI ABU・BAKAR
出版者
長岡技術科学大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2020-09-11

本研究の目的は,省エネルギー型生物学的処理技術であるDHS-USBシステムを陸上養殖に導入し,窒素およびリン化合物の同時除去を目指した閉鎖循環型養殖システムを構築することである。閉鎖型養殖水に含有される窒素およびリン化合物の除去を目指し、高密度養殖排水処理によるシステム内汚泥の微生物群集の変化を観察し,それぞれのリアクターの許容性能と機能を明らかにする。さらに,魚体への影響と安全性を評価するために,病原性微生物のモニタリングを実施とともに魚に対したDHS-USBシステムで処理した水の影響を観察する。本研究の成果は,(SDGs)の達成,特に持続可能な食糧供給と水質制御に貢献できると考えられる.