- 著者
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Wu Meng-Ling
Hung Ting-Hsuan
Su Hong-Ji
- 出版者
- 日本植物病理学会
- 雑誌
- 日本植物病理學會報 (ISSN:00319473)
- 巻号頁・発行日
- vol.63, no.3, pp.176-178, 1997-06-25
台湾のバナナには5つのタイプのモザイク病が発生しており,それらから分離されたCMVはカウピーとNicotiana glutinosaにおける病徴およびモノクローナル抗体の反応から,3系統(B-CMV-1〜3)に分けられた。B-CMV-2は強毒系統であった。B-CMV-3は病原性が弱く,強毒のB-CMV-2と重複感染した場合にも病徴を軽くすることから,自然界において弱毒ウイルスとして干渉効果を示している可能性が示唆された。