著者
TAMAMIYA Zenjiro
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
東京帝國大學航空研究所彙報
巻号頁・発行日
vol.48, pp.214-229, 1928-07

市販カセイン膠の成分と膠着カを求めたり次にカセイン膠の膠着カと可溶性アルカリ度との關係を知りカセイン膠のアルカリ度は變數にして、カセインと結合してカセネートを成生すろ以外膠着材面をアルカリ化すろ役目を有し共のアルカリ化面成生の適當なろ時に膠着力強大なりとす、又カセイン膠の變質はアルカリ度を減少し、「ナトリウム、タングステン」塩化ナトリウム、硼砂、「ナトリウム、ハイポサルファイト」及其他少量の塩類の混合は共の減退を阻止すろ能はず油は比較的有効なりとす。