著者
鈴木,純
出版者
人間-生活環境系会議
雑誌
人間-生活環境系シンポジウム報告集
巻号頁・発行日
vol.36, 2012-11-21

ピッチ上の空間の暑熱環境は人工芝と芝のピッチでは異なることが予想される。そこで、長野県松本市の人工芝と芝のサッカー場で、地上0.7mと1.78mの温湿度を同時に観測した。また、前者では同時に、日射、反射、地表面温度、自作の黒球湿球ならびに乾球水温、風速風向を観測した。その結果は次のとおりである。 (1)気温が約32(Cのとき、人工芝面の表面温度は68.3℃に達した、(2)両ピッチの日中の気温差は高さ0.7mでは2.5℃程度人工芝のピッチが高かったが、1.76mではそれは0.5(Cであった、(3)湿度は、高さ0.7mと1.78mとも人工芝ピッチで芝ピッチに比べて低かった。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 1 favorites)

人工芝と天然芝を比べた暑熱環境の論文だけど。温度、湿度ともそれほど差がないなあ。やはりAFがダメになる陽炎はプラスチックが気化したものなの? https://t.co/QdJFAFmgC1

収集済み URL リスト