1 0 0 0 OA 志摩国全図

出版者
巻号頁・発行日
1850

嘉永2年成立、同3年写の志摩国全図。図者は小嶋巌、高木多右衛門、文字は小林和平治。余白に、嘉永2年(1849)9月、幕府が海岸防備のため沿岸諸藩に対して発した海岸取調べの命令に応じて作成した地図の控えであることを記す。幕府は天保13年にも沿岸の調査を行い、絵図も添付させたが、7年後のこの時は、より詳しい水深情報を把握するため、海岸から約30丁沖まで、一定間隔ごとの水深記入を指示した。鳥羽藩では、まず1村限の切絵図を作り、前回提出の「中図」に追記して上呈したが、本図は後年の参考用に切絵図自体を集成して「大図」1紙にしたもの。郡分、海陸道、村々海陸里数(鳥羽城まで)、台場、水深を記す。水深は海岸各所から沖に延ばした直線上の30間目・1・5・10・20・30丁目にそれぞれ尋で記入。余白に村々海岸里数。

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