607 0 0 0 OA 介譜

著者
毛利江元壽<毛利梅園>//〔画〕
出版者
巻号頁・発行日
1827

毛利梅園(1798-1851)は幕臣で御書院番、名は元寿(もとひさ)、別号は写生斎・写真斎・写真洞など。当館は本資料のほかにも、その自筆画譜の大半―『梅園魚譜』『梅園禽譜』『梅園草木花譜』『海石榴花譜』『梅園菌譜』『草木実譜』を所蔵する。梅園の画譜は、1.各品の特徴がよくわかる、2.江戸時代の図譜には転写図が多いが、梅園の図はほとんどが実写である、3.大半の図には写生年月日が記されている、4.採集地や、何処で買ったか、誰から借用したかなど、入手経緯の記載を伴うことが少なくない、などの点で優れている。『草木実譜』以外は折帖である。本図譜は、江戸時代の介類(堅い殻を持ち、水中で生活する)計283品を、水虫類(エビ・カニ・ナマコなど)52品、亀鼈(カメ)類5品、蛤蚌類(ごうぼうるい、現在の貝類ほか)226品と分けて所収している。ただし、二枚貝と巻貝、海産種と淡水産種は混在している。写生年代は天保3~10(1832-39)が多い。当館は本書の写本(寄別4-2-2-7)も所蔵するが、これも優れた転写図譜である。:『梅園魚品図正』『梅園草木花譜』解題、『参考書誌研究』41号参照(磯野直秀)

261 0 0 0 OA 銘尽

出版者
巻号頁・発行日
1423

現存するわが国最古の刀剣書。本文中に「正和五年」(1316)の記述があることから、内容は鎌倉末期に成立した刀剣書とみられるが、奥書に「應永卅年十二月廿一日」とあり、室町時代の転写本である。神代より鎌倉末期までの刀工の系図や、当代の刀工などについて記す。「古今諸国鍛冶之銘」と題した箇所では52人の刀工を掲げ、とりわけ粟田口藤四郎吉光や大和の中次郎国正など42人の刀工については、刀の中心形を上部に図示、その下に作名、国、系統、時代、作風の特徴を記している。書名は9丁裏に「銘尽」と記されていることによる。巻首欠落、墨付45丁。装訂は大和綴風の仮綴。東寺塔頭の一つ、観智院が旧蔵していたことから「観智院本銘尽」とも称される。

108 0 0 0 OA 水族四帖

著者
〔奥倉辰行//著〕
出版者
巻号頁・発行日
vol.春,

101 0 0 0 OA 栗氏魚譜

著者
〔栗本丹州//著〕
出版者
巻号頁・発行日
vol.第1冊 巻1,

56 0 0 0 OA 武家文書

出版者
巻号頁・発行日
vol.島左近書状(残簡) 〔□〕月十七日,

55 0 0 0 OA 鶯宿雑記

著者
[駒井乗邨] [編]
出版者
巻号頁・発行日
vol.巻13-14,

54 0 0 0 OA 花卉介虫図譜

出版者
巻号頁・発行日
vol.[5],
出版者

書名は記されていない。本文料紙の表に金泥、裏には銀泥で、草木、山水等を描く豪華な絵巻。奈良絵本の一つである。源氏重代の名剣の由来を述べたもので、『平家物語』の屋代本、百二十句本に付されており、覚一本などの諸本にある「剣巻」とは、内容が異なる。江戸時代には『太平記』の版本にも付載されたので、「太平記剣巻」とも呼ばれる。本絵巻の本文は、小異や脱文もあるが、冒頭に中国の故事を引いた部分を持ち、『太平記』付載のものとほぼ同様。清和源氏の祖多田満仲が二振りの剣「鬚切」「膝丸」を作らせることからはじまり、二剣が源頼朝のもとに戻るまでの経緯を述べるが、それに関連して、宇治の橋姫、一条戻り橋、土蜘蛛、三種の神器、スサノオノミコトの大蛇退治など剣をめぐる様々の説話が語られる。

29 0 0 0 OA 水谷禽譜

著者
水谷豊文
出版者
巻号頁・発行日
vol.[4],
著者
住吉内記<住吉広行>//〔ほか〕写
出版者
巻号頁・発行日
1798

『平治物語』を絵巻にしたもので、江戸時代の住吉派の画家住吉広行(1755-1811)による模写。原本を絵、詞書とも忠実に模している。原本は鎌倉時代中期(13世紀後半)の作とされ、三条殿焼討巻は現在ボストン美術館、信西巻は静嘉堂文庫の所蔵。住吉家の当主は代々内記を名乗り、幕府の御用絵師を務めた。古画の鑑定もしばしば行い、『住吉家鑑定控』(東京芸術大学所蔵)が残る。これによれば、広行はこの模写の日付と同じ寛政10年5月25日に当時本多家所蔵の「平治物語絵詞」を見て、住吉法眼慶恩画、詞書は家隆卿筆と鑑定している。