632 0 0 0 OA 介譜

著者
毛利江元壽<毛利梅園>//〔画〕
出版者
巻号頁・発行日
1827

毛利梅園(1798-1851)は幕臣で御書院番、名は元寿(もとひさ)、別号は写生斎・写真斎・写真洞など。当館は本資料のほかにも、その自筆画譜の大半―『梅園魚譜』『梅園禽譜』『梅園草木花譜』『海石榴花譜』『梅園菌譜』『草木実譜』を所蔵する。梅園の画譜は、1.各品の特徴がよくわかる、2.江戸時代の図譜には転写図が多いが、梅園の図はほとんどが実写である、3.大半の図には写生年月日が記されている、4.採集地や、何処で買ったか、誰から借用したかなど、入手経緯の記載を伴うことが少なくない、などの点で優れている。『草木実譜』以外は折帖である。本図譜は、江戸時代の介類(堅い殻を持ち、水中で生活する)計283品を、水虫類(エビ・カニ・ナマコなど)52品、亀鼈(カメ)類5品、蛤蚌類(ごうぼうるい、現在の貝類ほか)226品と分けて所収している。ただし、二枚貝と巻貝、海産種と淡水産種は混在している。写生年代は天保3~10(1832-39)が多い。当館は本書の写本(寄別4-2-2-7)も所蔵するが、これも優れた転写図譜である。:『梅園魚品図正』『梅園草木花譜』解題、『参考書誌研究』41号参照(磯野直秀)

401 0 0 0 OA 麗斎叢書

出版者
巻号頁・発行日
vol.3,

302 0 0 0 OA 銘尽

出版者
巻号頁・発行日
1423

本文中に「正和五年」(1316)の記述があることから、内容は鎌倉末期に成立した刀剣書とみられるが、奥書に「應永卅年十二月廿一日」とあり、室町時代の転写本である。神代より鎌倉末期までの刀工の系図や、当代の刀工などについて記す。「古今諸国鍛冶之銘」と題した箇所では52人の刀工を掲げ、とりわけ粟田口藤四郎吉光や大和の中次郎国正など42人の刀工については、刀の中心形を上部に図示、その下に作名、国、系統、時代、作風の特徴を記している。書名は9丁裏に「銘尽」と記されていることによる。巻首欠落、墨付45丁。装訂は大和綴風の仮綴。東寺塔頭の一つ、観智院が旧蔵していたことから「観智院本銘尽」とも称される。(2019.9最終更新)

240 0 0 0 OA 軍用記 7巻

著者
伊勢貞丈 著
出版者
巻号頁・発行日
vol.[4],

216 0 0 0 OA 守貞謾稿

著者
喜田川季荘 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.巻5,
著者
著作堂 [著]
出版者
巻号頁・発行日
1835

狂歌・絵画。曲亭馬琴著・原画者未詳。文政13年(1830)馬琴序、天保6年(1835)畳翠軒識語。写本1冊。

160 0 0 0 OA 〔鶉の図〕

著者
正岡子規//画
出版者
巻号頁・発行日
1900

明治32年(1899)の春、高浜虚子が雌雄のウズラを贈った。雌はその年の暮れに死んだが、子規は翌33年、残った雄の写生に雌の絵も添え、つがいとして描いた。このウズラについては明治32年12月の随筆「根岸草廬記事」に書かれている。

154 0 0 0 OA 政事要略

著者
惟宗允亮 [著]
出版者
巻号頁・発行日
vol.[8],

136 0 0 0 OA 異魚図賛

著者
栗本昌臧<栗本丹州>//編
出版者

幕医栗本丹洲(1756-1834)の魚介譜を奥倉辰行が転写した異魚15品の図譜。最初から5番目の、象の鼻のような突起をもつ「サウサメ」(ゾウザメ)は、図が悪いがチョウザメか。その後にヒレがみな赤く細長い魚が6匹あるのはリュウグウノツカイ(龍宮の使)。リュウグウノツカイの間に描かれている、頭上に鞭のようなものが伸びている無名魚は珍魚アカナマダ。稿末から3番目の「ユトウ」は北海道やサハリンの川に生息するイトウで、時には体長2mにもなる日本最大の淡水魚である。このアカナマダとイトウの図は日本でもっとも古いと思われる。(磯野直秀)

117 0 0 0 OA 水族四帖

著者
〔奥倉辰行//著〕
出版者
巻号頁・発行日
vol.春,

110 0 0 0 OA 柑橘図譜

出版者
巻号頁・発行日
1600

102 0 0 0 OA 栗氏魚譜

著者
〔栗本丹州//著〕
出版者
巻号頁・発行日
vol.第1冊 巻1,