室町時代に成立した御伽草子の一つで、別名「月日の草子」「月日の本地」。天竺の長者の二子が数々の苦難にあうが、母の霊の加護で救われ日月として現じるという物語。この古活字版は刊本としては最も古いもの。挿絵には朱、緑、黄で筆彩色を施した丹緑本。第21丁の挿絵1図は欠けている。伝本はまれで、同版は東京大学国文学研究室所蔵本が知られるのみ。

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