著者
[法曹会] [編]
出版者
法曹会
巻号頁・発行日
vol.第13巻, 1937

言及状況

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名誉棄損罪における被害者の承諾の効果については、大別して三つの考え方があるようです。 すなわち、①無効説、②違法性阻却説、③構成要件非該当説です。 ①無効説(木村) 古い判例ですが、「名誉権は人格権の一種にして人の人格と終始し之と分離することを得ざる権利なれば性質上放棄し得べからざるものとす」というものがあります(大判昭9・6・29刑集13巻904頁、国会図書館デジタル化資料http:/ ...

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