2 0 0 0 OA 伊那の伝説

著者
岩崎清美 著
出版者
山村書院
巻号頁・発行日
1933

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[要約4]また、一説によると、大蛇が城の城兵が、城に向かって霧を吹く大蛇を不吉と忌んで射殺したともいう。そして不思議の守護を失った城は攻め落とされたのだそうな。/岩崎清美『伊那の伝説』(山村書院・昭8):近デジ:http://t.co/s9DRt7ElaR
[要約4]ヌシのなくなった大池は水がかれて小さな沼となった。その下を流れる大村川には日に三度ずつヌシの血が流れて来るということである。/岩崎清美『伊那の伝説』(山村書院・昭8):近デジ:http://t.co/IKpNuEcALU
という事例もメモ(http://t.co/QYaNjl5Fr9)。これは水神格としての巨人(http://t.co/DJSMpKd06u:など)の件を考える上で参照される事例だろう。結構直接的な例だ。/
さらに同書には「深見の池:http://t.co/AaTo7F3WZj」の稿もあり、「その話の筋を辿って行って見ると、深見の池につづいて居るものが其の数なかなかに多い」といっている。なるほど集約していく池沼のある地には移動の足跡も多く辿れるものなのかもしれない。/
[要約3]その日、下條の深見の里に大きな池ができたという。蛇峠のヌシの大蛇が娘の姿をして深見の池へ越したのだ。蛇峠の池は今でもあり、雨乞い淵とも呼ばれている。村の人たちは水出を恐れて、平常は一切この水には手をつけないという。/同前:http://t.co/cjREucfxnK
[要約4]翌朝百姓が池に行くと、波が見る間に高まって、池の上にヌシの姿が見えると、ヌシは黒雲に乗って消えていったのだそうな。それ以降は、蛇出しが池はもとの沼に戻り、草の生え茂るのに任せてある。/岩崎清美『伊那の伝説』昭和8:近デジ:http://t.co/d83wRtXmSb
[要約4]信心深い連れの方は、髷の御幣が魔除けとなって、大蛇の毒を防いだので、間もなく回復したという。ここが、今蛇が澤と呼んでいる所である。/岩崎清美『伊那の伝説』(昭8)/近デジ:http://t.co/IivgLtBq1Q

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