著者
唐釋玄奘譯
巻号頁・発行日
1000

大乗仏教の基本的教義が書かれている長短様々な般若経典を集大成したもの。通称「大般若経」。本写経は平安末期写。河内国誉田(こんだ)八幡宮旧蔵の「大般若波羅蜜経」600巻のうちの8巻。誉田八幡宮の神宮寺は御冷泉天皇(在位1045~68)の信仰により建立されたもので、その当時の書写といわれる。表紙は渋引きの茶褐色。中央上部に書名と巻数を墨書し、左側下部に「誉田八幡宮」と同筆の墨書がある。

言及状況

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

[写経][平安] 大般若経巻530、542、544、559、574、575、576、579。誉田八幡経。巻178に「永承元年八月廿日一校了」。原装は巻子装で折帖改装は室町時代か。

収集済み URL リスト