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柳宗悦は、元良勇次郎のもとで心理学を専攻したのに卒業間際に疑問が生じ、「心理学は科学たり得るや」という卒論を書いたそうだ。「扇風器は便宜でしょう。しかし自然の微風に優るとは誰もいい得ないでしょう。それはたかだか代用品に過ぎないのです」(柳宗悦「琉球の富」) https://t.co/MN2batzeMm
『私の卒業論文』の人選が文学部(と理学部)に偏っていると思ったら、法学部や経済学部には昔から卒論がなかったんだな。 https://t.co/sB6RkBMFUJ
大河ドラマ必携『吾妻鏡史話』(1936年)。著者の山路閑古(1900~1977)は東大化学科出身の俳人で古川柳研究家。学生時代に実験でたびたび爆発事故を起こしたらしい。川柳で釈尊伝を著わす。 頼朝時代 https://t.co/2gk8zRjFMg 頼家・実朝・其他 https://t.co/FiSPt6dzhz https://t.co/GWaA2vFmID
さすが小説的。「その頃、本郷の白十字の二階で、渡辺一夫先生と小林秀雄氏とが活話しておられるところへ行き合せて、小林さんから、卒業論文に何をするつもりかと訊かれて、ぼくは返事に窮した。すると小林さんは、自分は卒業間際になって…」(中村真一郎) https://t.co/xGLxCzeATS
1956年刊の『私の卒業論文』(東京大学学生新聞会編)。林健太郎「史料に魅了された頃」、福武直「形式主義に飽き足らず」、中村真一郎「小林秀雄にヒントを得て」あたりが印象深いが、高級すぎて(というか読書系の卒業論文ばかりで)学生指導に使えるような話は出てこない。 https://t.co/sB6RkBuwGB

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