42 8 4 1 OA 政戦余業

著者
尾崎行雄 著
出版者
大阪毎日新聞社[ほか]
巻号頁・発行日
vol.第1輯, 1923

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単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 71.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
余は、設計者は、請負師よりも貴しと云わざるべし。況んや請負師たる内閣大臣を看て、設計者たる議員よりも貴しと做すが如きは、吾人の夢さら思わざる所なり。…強て余が趣味を白状すれば、余は寧ろ立案者たるを好むも、請負師たるを好まず。 「憲政の本義」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.160.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpWlMR, p. 20.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpWlMR, p.161.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
国家万般の事業皆な萎靡不振の状態にあるは、畢竟軍備に歳入の約半額を費すからだ。且つ軍国主義を以て、永く国家の隆昌を維持したるものは、古今東西を通じて一箇国もない。軍国主義の秦は、二世にして亡び、独逸は三世にして亡び…軍国主義は即ち是れ亡国主義である https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.166.
余は、設計者は、請負師よりも貴しと云わざるべし。況んや請負師たる内閣大臣を看て、設計者たる議員よりも貴しと做すが如きは、吾人の夢さら思わざる所なり。…強て余が趣味を白状すれば、余は寧ろ立案者たるを好むも、請負師たるを好まず。 「憲政の本義」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpFiKR, p.160.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpFiKR, p.16
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
我れ陸海軍を拡張すれば、我れに対抗する所の諸外国も亦是を拡張するに極って居る。而して英米諸国の経済力は、我れに数倍する故…我が国は軍備を拡張すれば、するほど、英米に対しては比較的に弱くなる。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.167.
実行を目的とする者は…時の勢力には悪勢力と雖も、尚お之に迎合せざるを得ず。是れ実行家の短所欠点にして立言家は、其特に俗悪なる者にあらずんば、常に此類の陋弊を超脱するを得べし。而して世間の進歩改良は、常に拘囚せらるる所なき此等思想家の立案設計より来る https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 71.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpWlMR, p. 136.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
国家万般の事業皆な萎靡不振の状態にあるは、畢竟軍備に歳入の約半額を費すからだ。且つ軍国主義を以て、永く国家の隆昌を維持したるものは、古今東西を通じて一箇国もない。軍国主義の秦は、二世にして亡び、独逸は三世にして亡び…軍国主義は即ち是れ亡国主義である https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.166.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpWlMR, p.142.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
余は、設計者は、請負師よりも貴しと云わざるべし。況んや請負師たる内閣大臣を看て、設計者たる議員よりも貴しと做すが如きは、吾人の夢さら思わざる所なり。…強て余が趣味を白状すれば、余は寧ろ立案者たるを好むも、請負師たるを好まず。 「憲政の本義」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpWlMR
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpFiKR, p.142.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpFiKR, p.146.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 71.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
国家万般の事業皆な萎靡不振の状態にあるは、畢竟軍備に歳入の約半額を費すからだ。且つ軍国主義を以て、永く国家の隆昌を維持したるものは、古今東西を通じて一箇国もない。軍国主義の秦は、二世にして亡び、独逸は三世にして亡び…軍国主義は即ち是れ亡国主義である https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.166.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.146.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpWlMR
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 71.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
専制政体維持の必要条件は、人民を暗愚蒙昧にし、之をして人類たることを自覚せしめず、生命財産の所有主たることすら知らしめざるに在り。孔子は二千四百年以前に於て、此意義を喝破せり曰く「民ハ之ニ由ラシム可シ、之ヲ知ラシム可ラス」と。 「憲政の本義」https://t.co/TX5LWpEKVj p.6-7.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
我れ陸海軍を拡張すれば、我れに対抗する所の諸外国も亦是を拡張するに極って居る。而して英米諸国の経済力は、我れに数倍する故…我が国は軍備を拡張すれば、するほど、英米に対しては比較的に弱くなる。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.167.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
専制政体維持の必要条件は、人民を暗愚蒙昧にし、之をして人類たることを自覚せしめず、生命財産の所有主たることすら知らしめざるに在り。孔子は二千四百年以前に於て、此意義を喝破せり曰く「民ハ之ニ由ラシム可シ、之ヲ知ラシム可ラス」と。 「憲政の本義」https://t.co/TX5LWpEKVj p.6-7.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
我れ陸海軍を拡張すれば、我れに対抗する所の諸外国も亦是を拡張するに極って居る。而して英米諸国の経済力は、我れに数倍する故…我が国は軍備を拡張すれば、するほど、英米に対しては比較的に弱くなる。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.167.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
専制政体維持の必要条件は、人民を暗愚蒙昧にし、之をして人類たることを自覚せしめず、生命財産の所有主たることすら知らしめざるに在り。孔子は二千四百年以前に於て、此意義を喝破せり曰く「民ハ之ニ由ラシム可シ、之ヲ知ラシム可ラス」と。 「憲政の本義」https://t.co/TX5LWpEKVj p.6-7.
余は、設計者は、請負師よりも貴しと云わざるべし。況んや請負師たる内閣大臣を看て、設計者たる議員よりも貴しと做すが如きは、吾人の夢さら思わざる所なり。…強て余が趣味を白状すれば、余は寧ろ立案者たるを好むも、請負師たるを好まず。 「憲政の本義」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpWlMR
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpWlMR
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
国家万般の事業皆な萎靡不振の状態にあるは、畢竟軍備に歳入の約半額を費すからだ。且つ軍国主義を以て、永く国家の隆昌を維持したるものは、古今東西を通じて一箇国もない。軍国主義の秦は、二世にして亡び、独逸は三世にして亡び…軍国主義は即ち是れ亡国主義である https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.166.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 71.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.160.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 71.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
余は、設計者は、請負師よりも貴しと云わざるべし。況んや請負師たる内閣大臣を看て、設計者たる議員よりも貴しと做すが如きは、吾人の夢さら思わざる所なり。…強て余が趣味を白状すれば、余は寧ろ立案者たるを好むも、請負師たるを好まず。 「憲政の本義」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
国家万般の事業皆な萎靡不振の状態にあるは、畢竟軍備に歳入の約半額を費すからだ。且つ軍国主義を以て、永く国家の隆昌を維持したるものは、古今東西を通じて一箇国もない。軍国主義の秦は、二世にして亡び、独逸は三世にして亡び…軍国主義は即ち是れ亡国主義である https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.166.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpWlMR, p.161.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpWlMR, p. 65.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 71.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpFiKR, p.150.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
我が国民の知識道徳の卑低にして各種事業の発達せざるは、其原因…最も重大なのは、軍国主義である。国費の約5割、継続費の約3分の2以上(大正9年度予算)を陸海軍に消費するような遣方では、殖産・興業・運輸・交通・教育等、何一つ列国と対抗する事の出来よう筈が無い https://t.co/TX5LWpEKVj ,p165
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
実行を目的とする者は…時の勢力には悪勢力と雖も、尚お之に迎合せざるを得ず。是れ実行家の短所欠点にして立言家は、其特に俗悪なる者にあらずんば、常に此類の陋弊を超脱するを得べし。而して世間の進歩改良は、常に拘囚せらるる所なき此等思想家の立案設計より来る https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
政治上に於ける人類と禽獣の差異を煎じ詰れば、選挙権を有すると有せざるとに帰着すべし。然るに人類唯一の資格とも云うべき、此選挙権を売買するものあるに至っては、其無智不徳、毫も禽獣と異なる所なし…立憲的教育なきの致す所なりと雖も、其愚実に驚くに堪えたり。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.16
国家万般の事業皆な萎靡不振の状態にあるは、畢竟軍備に歳入の約半額を費すからだ。且つ軍国主義を以て、永く国家の隆昌を維持したるものは、古今東西を通じて一箇国もない。軍国主義の秦は、二世にして亡び、独逸は三世にして亡び…軍国主義は即ち是れ亡国主義である https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.166.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
余は、設計者は、請負師よりも貴しと云わざるべし。況んや請負師たる内閣大臣を看て、設計者たる議員よりも貴しと做すが如きは、吾人の夢さら思わざる所なり。…強て余が趣味を白状すれば、余は寧ろ立案者たるを好むも、請負師たるを好まず。 「憲政の本義」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
我衆議院の現状中最も不都合なのは、議員の多数が事実の有無と道理の当否を度外視し、従って正邪曲直をも度外視し又は軽蔑するの弊風である。此大根本に於て誤って居るが為め、其結果として言論を侮蔑し、ただ表決のみに重きを置くの弊風が生ずる。 「憲政の危機」https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
我れ陸海軍を拡張すれば、我れに対抗する所の諸外国も亦是を拡張するに極って居る。而して英米諸国の経済力は、我れに数倍する故…我が国は軍備を拡張すれば、するほど、英米に対しては比較的に弱くなる。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.167.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 71.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
我れ陸海軍を拡張すれば、我れに対抗する所の諸外国も亦是を拡張するに極って居る。而して英米諸国の経済力は、我れに数倍する故…我が国は軍備を拡張すれば、するほど、英米に対しては比較的に弱くなる。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj ,p.167.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
実行を目的とする者は…時の勢力には悪勢力と雖も、尚お之に迎合せざるを得ず。是れ実行家の短所欠点にして立言家は、其特に俗悪なる者にあらずんば、常に此類の陋弊を超脱するを得べし。而して世間の進歩改良は、常に拘囚せらるる所なき此等思想家の立案設計より来る https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.118
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
封建時代の武士は、一段高きものとして世間より扱われたるが為に、自己も言行を慎みて、卑劣の行為を戒慎せり、…我が国人が常に議員を悪罵するは、愈々其品格を堕落せしむるの結果を生ずべし。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p. 71.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
実行を目的とする者は…時の勢力には悪勢力と雖も、尚お之に迎合せざるを得ず。是れ実行家の短所欠点にして立言家は、其特に俗悪なる者にあらずんば、常に此類の陋弊を超脱するを得べし。而して世間の進歩改良は、常に拘囚せらるる所なき此等思想家の立案設計より来る https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
何人をして、其局に当らしむるも、到底、実行し得べからざる者は空論なれども、当局者其人を得ざるが為に、実行し難きものは、空論にあらず。設計宜しきも、請負師悪ければ、破綻百出するが如し。斯る場合に於ても、世人尚お多くは立言家を咎めて、実行家を咎めず。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 65.
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
本邦今日の政治社会に於ては、思想家を賤んで、実行家を貴むの風あり。余は二者共に貴むべくして、其間毫も貴賤高卑の別なきを信ず。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 64.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
衆議院は踏台にあらずして、吾人が君国の為に尽すを得べき最高最終の舞台なり。一段高き位地に昇り、又は一層多き利益を攫むの階子に非ずして、是以上昇り得べき所なき終局の位地なり。 [bot作者注:当時の議会は衆議院と貴族院] 「憲政の本義」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 61.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
土木事業に譬うれば、議員は恰も設計技師の如く、内閣大臣は、土木請負業者に似て…議員の立案設計したる事項は、予算及び法律の関係上、内閣大臣は、必ずや之を実行せざるを得ず。現に内閣が実行したりと誇称する所…皆な吾人同志者が立案設計したる所にて、… https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 63.
衆議院は立言、設計及び議定の府にして、実行の府に非ず…総員の無慮三分の二が、当然占めざるべからざる本分、則ち立言職を賤蔑して、三分の一だも就くこと能わざる実行職を尊重するは、奇と云うべし…議員を以て踏台と為さず、最終の目的と為す立言家の増加を熱望す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 66.
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
専制政体維持の必要条件は、人民を暗愚蒙昧にし、之をして人類たることを自覚せしめず、生命財産の所有主たることすら知らしめざるに在り。孔子は二千四百年以前に於て、此意義を喝破せり曰く「民ハ之ニ由ラシム可シ、之ヲ知ラシム可ラス」と。 「憲政の本義」https://t.co/TX5LWpEKVj p.6-7.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
専制政体維持の必要条件は、人民を暗愚蒙昧にし、之をして人類たることを自覚せしめず、生命財産の所有主たることすら知らしめざるに在り。孔子は二千四百年以前に於て、此意義を喝破せり曰く「民ハ之ニ由ラシム可シ、之ヲ知ラシム可ラス」と。 「憲政の本義」https://t.co/TX5LWpEKVj p.6-7.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.146.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
選挙界廓清の…第二は選挙区を拡大して一区四五人となすにある。小選挙区制なればこそ、選挙人は請負業者の薬籠中のものとなるが、一区四五人以上の議員を出す様になれば、容易に之を薬籠中の者と為す事は出来ない。 『憲政の危機』:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 136.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
専制政体維持の必要条件は、人民を暗愚蒙昧にし、之をして人類たることを自覚せしめず、生命財産の所有主たることすら知らしめざるに在り。孔子は二千四百年以前に於て、此意義を喝破せり曰く「民ハ之ニ由ラシム可シ、之ヲ知ラシム可ラス」と。 「憲政の本義」https://t.co/TX5LWpEKVj p.6-7.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
元来議会なるものは、言論を戦わし、事実と道理の有無を対照し、正邪曲直の区別を明かにし、以て国家民衆の福利を計るが為に開くのである。而して投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。 「憲政の危機」:政戦余業 第一輯https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122.
我が国の政党は、純然たる軍隊組織の団体、軍国化した団体であって、良心を無視した服従則ち奴隷的服従を以て人間第一の美徳と考える人々の集団である。故に事の大小軽重を問わず、猥りに党議を定め、一たび之を定むれば全党員に向って服従を強制する。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.142.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
我が国に於て謂う所の政党なるものは、主義政見に依って集団したもので無くして、人物の愛憎好悪によって東西に立ち分れたる党派則ち朋党に過ぎない。…故に人を中心として、仲間さえ多く集むる事が出来れば、夫で満足し、其主義政見の如きは、素より問う所ではない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.139
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
議会内に於ける政府攻撃の言論は、総て国家公設の最高言論機関を通じて、選挙人を初め、全国人民に愬《うった》え、現内閣の信頼すべからざる所以、是をして永く其位地に留まらしむれば、国家に有害なる所以を知らしむるが為でなければならぬ。 『憲政の危機』https://t.co/TX5LWpEKVj, p.161.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
投票の結果が如何に多数でも、邪を転じて正となし、曲を変じて直と為す事は出来ない。故に事実と道理の前には、如何なる多数党と雖も屈服せざるを得ないのが、議会本来の面目であって、議院政治が国家人民の利福を増進する大根本は、実に此一事にあるのだ。 憲政の危機:https://t.co/TX5LWpEKVj, p.122
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
専制政体維持の必要条件は、人民を暗愚蒙昧にし、之をして人類たることを自覚せしめず、生命財産の所有主たることすら知らしめざるに在り。孔子は二千四百年以前に於て、此意義を喝破せり曰く「民ハ之ニ由ラシム可シ、之ヲ知ラシム可ラス」と。 「憲政の本義」https://t.co/TX5LWpEKVj p.6-7.
国会なければ、人民は政府の非行を咎むるを得べしとい雖も、国会有て、議員、政府に盲従すれば、人民は、唯だ自ら咎むるを得べく、決して政府を咎むる事を得ず。蓋し政府の非行は、皆な人民総代の賛成したる所なればなり。 「憲政の本義」:『政戦余業 第一輯』https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 20.
専制政体維持の必要条件は、人民を暗愚蒙昧にし、之をして人類たることを自覚せしめず、生命財産の所有主たることすら知らしめざるに在り。孔子は二千四百年以前に於て、此意義を喝破して曰く「民ハ之ニ由ラシム可シ、之ヲ知ラシム可ラス」と。 「憲政の本義」https://t.co/TX5LWpEKVj p.6-7.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.146.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.118
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.150.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpWlMR
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.150.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.118
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.123.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.146.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.150.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpWlMR
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.147.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.136-137.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.134.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.119.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.146.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.123.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpWlMR
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.146.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpWlMR, p. 67.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.118
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.67.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.136-137.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.146.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.134.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.150.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これに投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.160.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpWlMR, p. 67.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpWlMR
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.147.
斯の如き陋習の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.145.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
斯の如き陋習[=党議制]の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.123.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
斯の如き陋習の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す…神仏も邪を転じて正となす能わずと雖も、我が衆議院の多数決は曲を変じて、直となし、黒を化して、白となす。これ神仏以上の大魔力にあらずや 『憲政の本義』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.67.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
斯の如き陋習の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.136-137.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
斯の如き陋習の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.150.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 286. https://t.co/TX5LWpEKVj
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
芝居の斬合は、如何に猛烈でも、真実に死ぬものは一人もなく、その勝敗は刀剣を抜かない前から予め定まって居る。我が衆議院の議事もそれと同様で、如何なる名論卓説を吐いても、表決には、一票の増減もなく、予定通りの結果を生ずるに過ぎない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
既に立憲国となったからは、総ての改良は結局国民の改良に俟たねばならぬ。全国民が醜陋なれば議員もまた醜陋となり、全国民が高尚典雅なれば、議員もまた自ら高尚典雅なるに至るべく、国民を離れて議員も政党もある事の出来ないのは、申すまでもない。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.118
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
一区一人の小選挙区制では、少数代表の実を挙ぐる事は出来ないのみならず、選挙人の腐敗を招き易い。一区一人制は申すまでもなく時代後れの旧制度で、全世界の立憲国は、皆な既にこれを改め又は改めんとしつつある。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.136-137.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
いくら失政悪政がつづいても、政友会がなお多数を制するのは、人民が無智無理解なためである。即ち立憲国人民たるの資格が欠乏して居るために過ぎない。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 p. 283-284. https://t.co/TX5LWpEKVj
在野党が内閣を攻撃する主要目的は全国民特に選挙人をして内閣の秕政失政を周知せしめ、以て次の総選挙に勝を制する一事にあらねばならぬ。 #尾崎行雄 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
斯の如き陋習の行われる議会に於ては、公正なる輿論を造る事は出来ない。僅か一、二票の差を以て党議と決定する以上は、議員総数の三分の一にも足らない少数の意見を以て、三分の二以上の多数を支配する事も出来る。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.145.
もし『人殺し』が罪悪であるならば、これがために用いた武器は、舶来のピストルであろうとも、日本製の刀剣であろうとも、同じく罪悪としなければならぬ… 我が国の外交関係を険悪ならしむるものは、かくの如き排外的思想、攘夷的感情が、常にその根本となるのである https://t.co/TX5LWpEKVj, p.256.
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
議員に苟も国論を代表すべき職責を帯ぶる以上は、選挙人多数の意見を無視する事は出来ない。故に選挙の際に未だ現われざる意見は、選挙人に諮らずして、是を党議とする事は出来ない筈である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
形は整ったけれども魂が入って居らぬから、立憲政治は次第に堕落して、遂に衆議院は動物園と云わるる如き状態になった。…即ち制度とこれに対する人間とが全く相容れない状態になって居りますから、どの制度を運用しても、それが適当に行われよう筈がない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.186.
会議を開いて定めずとも、党議は自然に選挙の際に定まって居るべきものである。選挙の際には、甲の説を唱え、選挙後に至って、乙の党議に服従するが如きは、只己れの良心を売るのみならず、併せて選挙人を売り、これを裏切る非立憲的行動である。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.134.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
国事を国立の公堂に議せずして、之を私設の政党事務所に私議し、動もすれば即ち縁故情実の為に党議を決定す。而して党議一たび定まれば議場の討論は、一票の投票をも動かす能わず、政党員は皆その良心の自由を束縛せられ、精神的奴隷となって議席に列するに過ぎない。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.123.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpWlMR, p.147.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これ[政府党]に投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
世の政治屋連中は、これを以て迂遠な言議となすであろうが、立憲国に於て内閣を倒さんとすれば、時の選挙人をして、次の総選挙に於て、これに投票せしめないように悔悟せしむる外に正しい道はない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.160.
我が国人は一も二もなく党議に服従し、反対党が、如何に正確な事実や道理を挙示しても、一切その非を改めない。従って討論の為には、一箇の投票も動かないからして、之が為に時間を費すのは、如何にも無益の手数である。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.150.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpWlMR, p. 67.
『規律節制』とか『一糸紊れず』とか言う如きは、皆な軍隊内に尊重すべき事態にして、良心の自由を尊重する政党内に適用すべき事柄ではない。軍隊と政党との区別すら分らない様では、我が国の立憲政治は前途なお遼遠なりと言わねばなるまい。 「憲政の危機」 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
党議は総選挙の際、選挙人多数の賛成を得て自然に定まるべきもので、選挙後に、選挙人の意見をも問わず、議員だけで勝手に定むべきものでない 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.146.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲国に於ける選挙は、在野党に有利にして、在朝党に不利なるべき筈のものである。議員は素と人民の権利・自由・利益等を保護するために選挙するものであって、政府の利益を保護するために選挙するものではない。 「憲政の危機」『政戦余業 第一輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.119.
政党にして苟も主義目的を有する以上は、日夜之が普及宣伝に尽瘁すること当に宗教家の如くなるべき筈である。然るに我が現在の政党は、世間に向って政治教育を施さざるは勿論、党員自身の教育すら之を怠るがため、未だ立憲政治の根本義をも弁えざるものが多い。 https://t.co/TX5LWpEKVj, p.147.
単に武力の強弱を以て、国家の優劣を判別する標準となした時代もあったが…今や文化の高下を以て国家優劣の標準をなす時代が来た。この時代においては立憲政治を適当に行い得るか否やという事は、国家の優劣を判定する一大材料である 「憲政の破滅」『政戦余業 第1輯』 https://t.co/TX5LWpEKVj
立憲政治は如何なる場合においても、道理を離れては運用の出来ない筈のものである。ある国の住民の多数が、暴力によって支配せらるる間は、封建政治、寡頭政治等が行われ…その国の文化が、暴力よりか道理を重んずるようになって初めて、立憲政治が開ける 「憲政の破滅」 https://t.co/TX5LWpEKVj
欧米にあっては、表決に勝つも、議論に負くれば、長く多数を維持する能わず、頭数に於て勝つも、討論に於て負くれば、必ず次回の総選挙に失敗す。然るに我が国に於ては、如何なる妄挙悪案も、決議に際して多数を制すれば美挙良案となり、多数党の勢力益々増進す https://t.co/TX5LWpEKVj, p. 67.
立憲政治は徹頭徹尾多数政治であらねばならぬ。故に内閣を組織するものは、現在においてか或いは近き将来においてか、必ず多数人民の信望を負い、衆議院に多数を占めるものでなければならぬ。… #尾崎行雄 『憲政の破滅』 https://t.co/TC8PfCnMUF
『政戦余業』、国会図書館のデジタルコレクションにあった。後で読む。  https://t.co/xT61EUHsQW

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