著者
菊池 隼人 泉山 茂之
出版者
信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
雑誌
信州大学農学部AFC報告 (ISSN:24338877)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.85-91, 2020-03-31

2016年6~10月に信州大学農学部附属AFC西駒演習林の標高1,480~2,470 m における地上性および樹上性の小型哺乳類相を調査した.地上性小型哺乳類は,8ヶ所の調査区において毎月捕獲調査を行い,生息種を確認した.樹上性小型哺乳類は,40ヶ所に設置した巣箱の利用状況および自動撮影カメラから生息種を確認した.地上性小型哺乳類は,齧歯目4種および食虫目2種の計6種を捕獲によって確認した.捕獲された種は,標高域によって異なった.樹上性小型哺乳類は,齧歯目4種を確認した.

言及状況

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信州大学農学部附属AFC西駒演習林における地上性および樹上性小型哺乳類相(菊池ら2020)https://t.co/30PO86QFMJ 約80mの距離をあけて40個の木製巣箱(高さ30cm,奥行き18cm,幅18 cm,入口8cm ×8cm)を地上から1~3mの樹幹に設置し,目視または自動撮影カメラによって動物種を確認した…
信州大学農学部附属AFC西駒演習林における地上性および樹上性小型哺乳類相(菊池ら2020)https://t.co/30PO86QFMJ 木製巣箱40個…標高2,010m以上ではニホンモモンガの1種,標高1,460~1,970mではニホンモモンガおよびヤマネの2種,標高1,560 mではニホンリス,標高1,900 mではムササビをそれぞれ確認し

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