著者
寺地 徹
雑誌
京都産業大学先端科学技術研究所所報 = The bulletin of the Research Institute of Advanced Technology Kyoto Sangyo University (ISSN:13473980)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.71-86, 2016-07

植物ゲノム科学研究センターでは、「核と細胞質のゲノム情報を活用した新しいバイオ技術の開発と細胞質ゲノムの構造解析」と題する5カ年計画のプロジェクトを実施している。このプロジェクトに含まれる実験課題は多岐にわたるが、大きくは、1)葉緑体の遺伝子組換え、2)ミトコンドリアゲノムの構造解析、3)その他、の3つに分けられる。また、それぞれのカテゴリーの中で、基盤的な研究、さらには萌芽的な研究がなされている。本稿では、今年度に実施した、以下の7つの課題について報告する。1.有用遺伝子を葉緑体ゲノムに持つ組換えレタスならびにトマトの作出2.パンコムギにおける葉緑体形質転換系の開発3.斑入りを示す組換えタバコの葉緑体ゲノムの構造変異4.イネ科植物のミトコンドリアゲノムの解読5.タマネギのミトコンドリアゲノムの解読6.ナスの稔性回復遺伝子の単離7.ゲノム編集による新しい遺伝子改変技術の検討

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