著者
井上 純一
巻号頁・発行日
2004

2004年度に工学部情報工学科2年生を対象に開講された「情報理論」の講義ノートです。この科目の目的は我々が普段何気なく口にしている「情報」を数式を用いて定量化し、それに基づき理論が展開される「情報理論」という体系を学ぶことであり、 ここで学ぶ事柄、 とりわけ「エントロピー」や「相互情報量」などは現在の情報通信技術の根幹を成すのみならず、 パターン認識や人工知能、あるいは統計物理、遺伝情報学など、多くの異なる分野において共有される極めて重要かつ有用な概念となっている事実を考えると、情報工学科の学部学生のみならず、かなり広域な専門課程の学生に対し有益なのではないかと考えます。 当講義ではこの理論の基礎を体系たてて理解することに重点を置いてあります。なお、今年度版は担当1年目ということもあり、この版の講義ノートの完成度は高くはないですが、2005年度以降、計算機シミュレーションなど、直観的理解を助けるような演習問題を加え、逐次改訂していく予定です。

言及状況

Yahoo!知恵袋 (1 users, 1 posts)

他の質問でも言いましたが、 貴方の質問で聞いている科目は全て「通信工学」の範疇に入る内容です。 まずは情報理論の勉強をしてください。 http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/374

はてなブックマーク (3 users, 6 posts)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

ref. https://t.co/VLydrqaxPf He speaks them in podcast and iTunes U.

Wikipedia (1 pages, 2 posts, 2 contributors)

編集者: Melan
2021-06-11 06:01:41 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

収集済み URL リスト