著者
岡本 健
巻号頁・発行日
2011-12-16

本講演では、グローバル化し情報化した現代社会において、地域振興政策はどのようなあり方が考えられるのかについて考えていきたいと思います。主に、地域外に居住していながら、地域を支えてくれる人々、つまり、旅行者の行動を分析していくことによって、地域からの効果的な情報発信のあり方を考えていきます。地域から発信した情報の受け手や旅行者の特徴、そして、それらを取り巻く情報環境がどのようになっているのか。社会の全体的なデータと、演者がフィールドワークや調査によって得たデータを示しながら、考察していきます。情報社会においては、情報通信機器(ICT)を用いて、同じ趣味を持つ者同士のネットワーク(趣味縁)が形成されやすくなっています。この、地域に根差した「地縁」でも、会社組織に根差した「社縁」でもない、趣味による「趣味縁」が集う場が今注目されています。本講演では、そうした動きが実際に起こっている事例をご紹介することで、地域振興政策にご活用いただける情報を提供したいと考えています。

言及状況

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道・市町村共同政策研究会にて、鷲宮や豊郷の事例を元に、情報社会において観光・地域デザインはどのようなあり方が考えられるかを講演させていただきました。スライドと配布資料は以下より。http://t.co/S1vTMjpk
講演での配布資料として、8ページ程度の文章をお配りしました。今回の講演用に書かせていただいたものです。「情報社会における新たな地域振興政策のあり方 : 趣味縁によるつながりの活用」http://t.co/S1vTMjpk
先日、中標津でやらせていただいた講演の資料をアップしてもらいました。講演タイトル「グローバルな社会における趣味縁による新たな情報流通 : つながりを意識した地域振興政策」スライドと配布資料があります。http://t.co/S1vTMjpk

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