- 出版者
- ERATO湊離散構造処理系プロジェクト
- 巻号頁・発行日
- 2011-06
近年、コンピュータで処理すべきデータの量がムーアの法則を超える勢いで急激に増加している。このような大量のデータを処理するのに適し、かつ並列計算をあまり意識せず記述できる並列計算の枠組みとして、ワークフローというものが知られている。本講演では次のことについて発表予定である。1. ワークフローとはどのようなものか 2. GXPmake というワークフローシステムの説明と実際のデモ(Povray) 3. ファイルアクセスログと可視化について 4. ワークフローの実際の応用例をいくつか 5. 広域に散らばる計算機を使った時のワークフローのための遅延隠蔽方法