著者
小宮 一浩 植村 徹 土井 宏之 渡邉 隆昌
出版者
筑波大学附属駒場中・高等学校研究部
雑誌
筑波大学附属駒場論集 = Bulletin of Junior & Senior High School at Komaba, University of Tsukuba (ISSN:13470817)
巻号頁・発行日
vol.58, pp.74-96, 2019-03

ヘブライ語旧約聖書のモ-セ五書をト-ラ-(Torah)という。そのヘブライ語のト-ラ-を見ると母音記号(ニクダ-)の他にいくつかの記号が見受けられる。これらはト-ラ-を朗唱(朗読)するための記号でありタアメ-・ハミクラ-(Taame Hamikra)という。タアメ-は「味付け」、ハミクラ-は「朗唱または朗読」であるのでタアメ-・ハミクラ-は「朗唱(朗読)の味付け」という意味になる。つまり、このタアメ-・ハミクラ-を理解できればト-ラ-を朗唱して歌うことが可能になるということである。今回はト-ラ-のタアメ-・ハミクラ-を学ぶに至る経緯と、ト-ラ-のタアメ-・ハミクラ-について分析研究し考察した。

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〈プロジェクト研究〉旧約聖書のモ-セ五書(ト-ラ-Torah)に使われている 朗唱法(タアメ-・ハミクラ-Taame Hamikra)についての研究 - 小宮 一浩,植村 徹,土井 宏之,渡邉 隆昌 https://t.co/xmVnFK58jg

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