著者
薬袋 秀樹
出版者
日本図書館協会
雑誌
現代の図書館 (ISSN:00166332)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.32-39, 1996-03

わが国では,公立図書館(以下,図書館という)の専門的サービスや司書の必要性に対する社会的認識は十分ではない。筆者は,その原因の一つは,図書館が重要なサービスの一つである読書案内サービスに本格的に取り組んでこなかったことにあると考え,貸出と読書案内に関して問題提起を行なってきたが1)2),最近ようやく実践的な議論が盛んになってきた8)。本稿では,これまでの問題提起を踏まえ,なぜ読書案内が必要なのかについてさらに掘り下げて考えたい。

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【案内】一番わかりやすいのは1996年の「読書案内サービスはなぜ必要か -貸出カウンター,委託,自治体行政とのかかわりをめぐって- 」(https://t.co/86KwwXxlUc)です。「図書館サービス(案内・貸出・レファレンス) (https://t.co/jxWsII8s7g) の項目の「◇リポジトリ」から利用できます。
【図書館史9】この点を文字通り心配して書いたのが「読書案内サービスはなぜ必要か-貸出カウンター,委託,自治体行政とのかかわりをめぐって」(薬袋秀樹)(『現代の図書館』34(1),1996.3, p.32-39.)(https://t.co/86KwwXxlUc)です。『図書館雑誌』にも書き、かなりの話題になりました。

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