著者
高橋 美穂
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.81-96, 2018-03-22

<概要>近年、テレビや携帯電話などをはじめ数多くの業界でコモディティ化が深刻になってきている。これに伴い、企業は価格や品質・サービスの他に、ブランディングによって差別化を図るようになった。ブランディングの方法は様々であり、本研究では企業の顔となるロゴマー クについて注目した。これまで激しい市場競争をしてきた大企業を対象に、各企業のロゴマー クの変遷をみることで、歴史的背景及び社会情勢との関係を調べていく。本研究では、日本企業のロゴマー クは、更新されるにつれて複雑なものからシンブルなものへとデフォルメ化されているのではないか、日本企業のロゴマー クは、1960 年代以降カラー テレビの普及した時期とともに、色彩が使われるようになったのではないか、という2つの仮説を立て、分析した。

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@tokyoaa909 ロゴの変遷が気になって調べたら、こんなのがありました。キリンビールのあのラベルが微妙に変化していたり。 https://t.co/pTgy9ZFsWB

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