著者
崎田 皐月
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.65-80, 2018-03-22

<概要>アニメの主人公キャラクタ ー たちは、キャラクター の区別をするにあたって、ユ ニフォー ムや髪色などにキャラクタ ー の特徴に適 した色を使用している。例えば、リー ダー 格で熱血男タイプを赤、ク ー ルでサブリー ダー 的なタイプを青などだ。本稿では、色の印象とキャラクターの特徴を表現する色には関連性があると仮設をたて、アニメ『プリキュア』シリ ー ズを調査対象とした研究を行う。また、本稿ではキャラクタ ー の髪色に注目する。これは、コ スチュー ムよりもキャラクタ ー 自身に使用されている色の方がキャラクター そのものを表現すると考えたからだ。色の非言語 コ ミュニケー ションとしての重要性を、キャラクター の髪色の観点から分析する。
著者
崎田 皐月
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.65-80, 2018-03-22

<概要>アニメの主人公キャラクタ ー たちは、キャラクター の区別をするにあたって、ユ ニフォー ムや髪色などにキャラクタ ー の特徴に適 した色を使用している。例えば、リー ダー 格で熱血男タイプを赤、ク ー ルでサブリー ダー 的なタイプを青などだ。本稿では、色の印象とキャラクターの特徴を表現する色には関連性があると仮設をたて、アニメ『プリキュア』シリ ー ズを調査対象とした研究を行う。また、本稿ではキャラクタ ー の髪色に注目する。これは、コ スチュー ムよりもキャラクタ ー 自身に使用されている色の方がキャラクター そのものを表現すると考えたからだ。色の非言語 コ ミュニケー ションとしての重要性を、キャラクター の髪色の観点から分析する。
著者
浅野 竣祐
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.33-49, 2018-03-22

<概要>2016年に国内で話題となった映画『シン・ゴジラ』を題材に、監督の庵野秀明氏が本作の制作に至るまでに関わった人物、作品、出来事等が作中の物語にも強く影響を及ぼしていることを分析し、「日本」「日本人」「第二次世界大戦」「原子力及び核」「東京」という現代を生きる我々にとっても重要な根底的テーマと、映画やアニメ、小説等の物語を作る文化とが寄り添って繋げてきた大きな文脈の現れとして、『シン ・ゴジラ』という映画と物語内の登場人物の台詞が成立していることを立証する。また、映画という文化と我々との接点における在り方について、『シン・ゴジラ』や同年に公開された 『君の名は。』等も名前を挙げ、作品側ではなく観客側の抱える問題を提起し、日本国内における映画文化の再興について述べる。
著者
深谷 美都季
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.113-128, 2018-03-22

<概要>日本語には語尾を「だぞ」「だわ」にすることで、男性もしくは女性が使用していると客観的に判断できる習慣があり、そういった言葉を男ことば・女ことばと言う。そのような性差的な表現は、世代によって使用頻度に違いがあるようだ。本研究では、映画の吹き替え版を使用して登場人物が性差的な表現をどのような場面で、どのくらいの頻度で使用しているのか、成長するにつれて使用頻度がどのように変化していくのかを明らかにする。仮説として、子供の頃は他者への意識が希薄な時期であることから乱暴な表現を使用しやすく、成長するにつれて常識や世間体を気にするようになり、中性的な表現を多用し性差的な表現を控えるようになると考えた。この仮説を検証するために、映画『ハリ ー ・ポッター 』シリー ズの中から成長の変化がわかりやすい3作を使用する。ハリー・ポッターとハーマイオニー・グレンジャーの台詞から性差的な表現の使用頻度を調査し、経年変化による変化があるかどうかを分析した。
著者
有澤 優佳莉
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.51-64, 2018-03-22

<概要>歌詞はJ-POPのヒットの 一 因である。近年、消費者の音楽的嗜好が平均的なものになっており、歌詞に同じフレ ー ズが多用されると共に、差別化を図るために、他の曲には用いられない言葉を使用しているとされる。そこで、本研究では、 「近年、J-POP のヒット曲の歌詞において、差別化を図るため他の曲には使用されないような言葉を使用する傾向がある」と仮説を立てた。そして、1987 年から2012 年まで5 年ごとに、ヒット曲の歌詞の日本語使用語数と外国語使用語数、総使用語数がそれぞれ年数を重ねるごとに増加すると仮定し、検証した。結果は、それぞれ年々増加する形ではなかったが、おおよそ増加の傾向があり、日本語使用語数と外国語使用語数、総使用語数全てが増加の傾向が認められた。したがって、ヒット曲の歌詞は差別化が図られていると言 ってもよかろう。
著者
平岡 緋奈子
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.97-111, 2018-03-22

<概要>ディズニー プリンセスは登場当初から現在に至るまで不動の人気を誇つている。しかしディズニープリンセスと ー ロに言ってもすべてのプリンセスが同じではなく様々なプリンセスがいることがわかる。この違いというのはディズニ ー がその時代に合ったプリンセスを生み出していることによるものである。そのため、ディズニ ー プリンセスは社会における女性像を表しているといえる。このことに着目し、ディズニ ー プリンセス映画のセリフから男性文末表現、女性文末表現、中性文末表現とされるものを抽出し、それぞれの時代におけるプリンセスのジェンダー表現⑰墓いを比較しt;:,, その結果、表現の違いについては、映画の公開年が新しいものほどジェンダ ー 表現が弱まるという結果が得られた。これはディズニ ー プリンセス映画におけるプリンセスの定義が登場初期のものから大きく変化したからであると考えられる。
著者
牧田 理沙
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.129-142, 2018-03-22

<概要>近年、外国文学に興味を持つ人は多くなっている。しかし、多くの人は原文ではなく、翻訳者によって日本語訳された外国文学を読んでいる。人気のある作品では、原文が何人もの翻訳者によって訳されていることもある。それらを比較すると、原文は同じでも、いくつかの差異があり、一 定のパター ンが認められる。先行研究によって、翻訳者は想定読者層、文体、人物像の3 点に配慮して翻訳を行っていると分かった C 本稿では、原文の翻訳にはそれら3 点が関連 していると仮定し、4冊の『星の王子さま』の日本語翻訳を用いて検証した。想定読者層では学習指導要領を参考に、訳文中の漢字の難解さ、ルビの有無によって、どの学年を想定しているか、大人向けか子供向けかを分析した。次に文体では地の文を比較し、敬体か常体か、また「硬い文体」か「柔らかい文体」かを分類した。人間像では登場人物の呼称を表にし、それぞれの翻訳での人物像の特徴を示した。結果として、文体については 一 部不一 致なところもあったが、3 点全てにおいて、原文の翻訳が関連する差異パタ ー ンがあると言えた。以上から、仮説は成 り立っているといえる。
著者
高橋 美穂
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.81-96, 2018-03-22

<概要>近年、テレビや携帯電話などをはじめ数多くの業界でコモディティ化が深刻になってきている。これに伴い、企業は価格や品質・サービスの他に、ブランディングによって差別化を図るようになった。ブランディングの方法は様々であり、本研究では企業の顔となるロゴマー クについて注目した。これまで激しい市場競争をしてきた大企業を対象に、各企業のロゴマー クの変遷をみることで、歴史的背景及び社会情勢との関係を調べていく。本研究では、日本企業のロゴマー クは、更新されるにつれて複雑なものからシンブルなものへとデフォルメ化されているのではないか、日本企業のロゴマー クは、1960 年代以降カラー テレビの普及した時期とともに、色彩が使われるようになったのではないか、という2つの仮説を立て、分析した。
著者
賈 羽飛
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
no.16, pp.1-12, 2021-03-20

「ばか」は、日常生活で相手を罵る時によく使う表現である。しかし、親しい人との日常的な会話では、相手を罵る場合だけでなく、一種の愛情表現とし ても使用することがある。つまり、形式的に同じ罵り言葉であっても、それに伴う感情が異なり、それに応じて、その言葉が会話の中で果たす機能も異なってくるということである。星野(1978)は、罵り言葉が、罵りとは異なる機能を有することを罵り言葉の二重機能と定義している。また、感情の伝達は、言 語表現自体だけでなく、発音の強さや抑揚、持続時間などのパラ言語情報の変化により実現されると中林(2008)は述べている。だとするなら、罵り言葉に 伴う感情が異なると、それによって音声特徴も異なってくるはずである。そこで、本研究では、日常的によく使われる罵り言葉「ばか」のパラ言語情報を、 テレビドラマを利用して比較した。その結果、「ばか」の発音には2つの異なるイントネーションのパターンがあり、それは、話し相手に対する好悪の感情 と関連している可能性のあることが分かった。この結果から、星野(1978)が指摘した罵り言葉の二重機能は、パラ言語情報という観点から分析が可能であることが示唆される。
著者
太田 詠美
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.63-98, 2020-03-20

近年、 日本が抱える問題として晩婚化が挙げられる。 女性の社会進出が進んだことで「結婚」や「恋愛」に関する価値観や理想が変化していることや男性 の弱体化が原因とされている。 女性雑誌にはその時代の女性の考え方や時代背景が映し出されていると考えられる。 そこで、 本研究では雑誌『an·an』にお いて時代の変化と共に、 女性のライフスクイルや興味関心、 男性のクイプがど のように変化し、 それによって恋愛観、 結婚観がどのように変化したのかを分析する。
著者
平岡 緋奈子
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
no.13, pp.97-111, 2018-03-22

<概要>ディズニー プリンセスは登場当初から現在に至るまで不動の人気を誇つている。しかしディズニープリンセスと ー ロに言ってもすべてのプリンセスが同じではなく様々なプリンセスがいることがわかる。この違いというのはディズニ ー がその時代に合ったプリンセスを生み出していることによるものである。そのため、ディズニ ー プリンセスは社会における女性像を表しているといえる。このことに着目し、ディズニ ー プリンセス映画のセリフから男性文末表現、女性文末表現、中性文末表現とされるものを抽出し、それぞれの時代におけるプリンセスのジェンダー表現⑰墓いを比較しt;:,, その結果、表現の違いについては、映画の公開年が新しいものほどジェンダ ー 表現が弱まるという結果が得られた。これはディズニ ー プリンセス映画におけるプリンセスの定義が登場初期のものから大きく変化したからであると考えられる。
著者
牧田 理沙
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.129-142, 2018-03-22

<概要>近年、外国文学に興味を持つ人は多くなっている。しかし、多くの人は原文ではなく、翻訳者によって日本語訳された外国文学を読んでいる。人気のある作品では、原文が何人もの翻訳者によって訳されていることもある。それらを比較すると、原文は同じでも、いくつかの差異があり、一 定のパター ンが認められる。先行研究によって、翻訳者は想定読者層、文体、人物像の3 点に配慮して翻訳を行っていると分かった C 本稿では、原文の翻訳にはそれら3 点が関連 していると仮定し、4冊の『星の王子さま』の日本語翻訳を用いて検証した。想定読者層では学習指導要領を参考に、訳文中の漢字の難解さ、ルビの有無によって、どの学年を想定しているか、大人向けか子供向けかを分析した。次に文体では地の文を比較し、敬体か常体か、また「硬い文体」か「柔らかい文体」かを分類した。人間像では登場人物の呼称を表にし、それぞれの翻訳での人物像の特徴を示した。結果として、文体については 一 部不一 致なところもあったが、3 点全てにおいて、原文の翻訳が関連する差異パタ ー ンがあると言えた。以上から、仮説は成 り立っているといえる。
著者
深谷 美都季
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.113-128, 2018-03-22

<概要>日本語には語尾を「だぞ」「だわ」にすることで、男性もしくは女性が使用していると客観的に判断できる習慣があり、そういった言葉を男ことば・女ことばと言う。そのような性差的な表現は、世代によって使用頻度に違いがあるようだ。本研究では、映画の吹き替え版を使用して登場人物が性差的な表現をどのような場面で、どのくらいの頻度で使用しているのか、成長するにつれて使用頻度がどのように変化していくのかを明らかにする。仮説として、子供の頃は他者への意識が希薄な時期であることから乱暴な表現を使用しやすく、成長するにつれて常識や世間体を気にするようになり、中性的な表現を多用し性差的な表現を控えるようになると考えた。この仮説を検証するために、映画『ハリ ー ・ポッター 』シリー ズの中から成長の変化がわかりやすい3作を使用する。ハリー・ポッターとハーマイオニー・グレンジャーの台詞から性差的な表現の使用頻度を調査し、経年変化による変化があるかどうかを分析した。