著者
井原 英有 丸山 琢雄 近藤 宣幸 島 博基 植松 邦夫
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.49, no.10, pp.575-578, 2003-10

陰嚢内容の異常を主訴とした男性患者において陰嚢部超音波検査を行った.精巣を10Mhzのリニア型のプローベを用いて観察し, 1画面に5個以上の石灰化を認めるものをclassic type(CTM), 5個未満をlimited type(LTM)と分類した.今迄に14例に精巣微小石灰化を認め, このうち6例がLTM, 8例がCTMであり, CTMの1例に精巣癌の合併を認めた.受診理由は急性精巣上体炎が最も多く, 精液瘤や静脈瘤等も認められたが, LTMとCTMとの間に明らかな差はなかった.検査所見では, 急性精巣上体炎と精管炎の5例がクラミジアが陽性であった.他に淋病とモルガン菌を1例づつ認めた.精液検査を2例で行い, うち1例で軽度の乏精子症を認めた.腫瘍マーカーを5例で検査したが, 全て正常範囲であった

言及状況

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てか、精巣微小石灰化ってなんやねん...ということでちょっと調べたけど、あまり研究されてないのね...精巣腫瘍患者自体がレアだし、データが不足してるんだろうなぁ https://t.co/dPt0zXAAr8 https://t.co/dpN5ztPXe7

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