著者
安川 由貴子
出版者
京都大学大学院教育学研究科生涯教育学講座
雑誌
京都大学生涯教育学・図書館情報学研究 (ISSN:13471562)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.31-42, 2007-03-31

本稿では、G.ベイトソンによるダブル・バインド理論を、ベイトソンの「学習とコミェニケ-ションの階型論」との関わりの中から考察していくことを通じて、ダブル・バインドのもつ積極的な意味を見出していくことを目的としている。その際に、ダブル・バインドからの解放の契機となる存在として、第三者的な存在がもつ意味を手掛かりとして読み解いていきたいと考えている。

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