著者
柳井 孝介 伊庭 斉志
雑誌
情報処理学会研究報告アルゴリズム(AL)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.26(2004-AL-100), pp.1-8, 2005-03-17

本稿ではNo Free Lunch Treorem (NFL)の別証明を与える.NFL は「どんな問題に対しても平均的に効率良く解けるような探索アルゴリズムは存在しない」ということを主張する定理であり,探索アルゴリズムあるいは最適化法の研究に大きな影響を与えた.本稿では,より簡潔でかつ直観的な証明を与える.我々は評価関数の空間を部分集合に分割し,それぞれの部分集合ごとにパフォーマンスが得られる確率を合計する.関数空間の分割により,定理のより深い理解が可能となり,またアルゴリズムと問題の関係が明確となる.

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@physics303 ノーフリーランチの別証明と解釈 https://t.co/0ZUcuUwa73
@kawauSOgood とりあえず1995年の論文、定式化はきちんとされてそうですね。日本語はhttps://t.co/wtJ8TTPzJN でもあります。

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