著者
宮本 勝 大野 健彦
雑誌
情報処理学会研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.72(2006-HI-119), pp.9-16, 2006-07-06

ユーザが短時間Webを見るだけで惹きつけられるためのWebデザインの方法論を確立することを目指し,視線計測を用いた評価実験を行った.検索エンジンが進化し,その利用が曰常化することで,ユーザは,1つのWebサイトを閲覧するのに費やす時間が短くなった.一方, 情報提供側は,集客のために魅力的なコンテンツを豊富に提供する必要がある.これより,豊富な情報量の提供を前提に,短時間でユーザを惹きつけるWebデザインがテーマとなる.視線を計測した結果,複数のデザイン案に共通して,ページの主要部分を,左上部から優先的に閲覧するユーザの傾向を可視化した.また,形容詞対を用いた印象評価では,レイアウトやタイトルバーの色が,ページ全体の印象に有意に影響を与えた.

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ウェブデザインの左上から見ていく人が多いという結果を示す論文 https://t.co/E7xATTIAe8

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