著者
山根 信二 村山 優子
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.45(2003-CSEC-021), pp.77-82, 2003-05-15

2003年度に電子政府を実現するe-Japan計画に沿って,現在官公庁から地方自治体におよぶ全国的な取り組みが進められている.その過程で安全性証明のみならずリスク評価が重要な課題となっている. 本報告では,政府調達システムに固有のリスク評価事例として特にスマートカート(多目的ICカード)に注目する.スマートカード導入において,仕様策定,国際技術標準の導入,端末のセキュリティといった個別の課題を取り上げ,最後に比較事例としてアメリカ,ドイツ,イギリスの関連動向についてもとりあげる.

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90年代の暗号戦争から政策提言を続けてきた英FIPRの25周年行事が11月30日に開催される.欧州に暗号規制再び.https://t.co/fGkYyArSlX FIPRが英国や欧州の国民スマートカード構想について果たした役割(および日本におけるその不在)については過去に論じましたhttps://t.co/uHnJCd9i4p https://t.co/Wyv4kveWWk
“失敗プロジェクトを止めることができない組織の問題です。その姿が、勝てるはずもないのに戦争を止められず敗戦に向かっていった時の日本と重なって見えます” ITシステムより組織文化の問題が大きいの同感.「道徳的勇気の欠如」https://t.co/TKmYJ18ovp あるいはリスク評価https://t.co/uHnJCd9PTX https://t.co/zY7QJoHFcv
マイナンバーの情報セキュリティやってる学生に住基カードの議論について紹介する。私の当時のブログは当時の上司からクレームがついて手放したので高木さんのブログとか https://t.co/s4TgXgSgqU 省庁インプットとか(続 https://t.co/YRrazewbcG
ロス・アンダーソンのスマートカード関連の仕事は非常に重要で、攻撃手法だけでなく経済性分析にもとづく予測や政策提言まで含む。かつて紹介したが彼の予想は当たっている https://t.co/uHnJCcRGFP

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