著者
福田 智子 南里 一郎 竹田 正幸
雑誌
情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.8(2001-CH-053), pp.47-54, 2002-01-26

要旨.古典和歌データから同一文字列を2回以上含む歌を抽出し,その分析を行う.『万葉集』と,『古今集』から『新続古今集』までの勅撰集との,あわせて22の歌集に載る約40,000首から,5字以上の同一文字列が2回含まれる歌を48首抽出した.そして,それらの用例の,歌集ごとの分布状況や,表現効果の特質を考察した.その結果,『万葉集』に見られる7字の同一文字列反復が『古今集』には皆無であること,『新古今集』以降の勅撰集には5字以上の同一文字列反復の例はまずなく,唯一例外なのが『玉葉集』であることなどが,具体的に明らかになった.

言及状況

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@xiongmao53 確かに、後の和歌では禁じ手扱いの繰り返しの表現など、万葉では使われていて、そうした音へのことだわりは、漢詩由来なのかもしれませんが、自分は漢詩の知識はほぼ皆無なので、なんとも。 https://t.co/gsLIrgddn9

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