- 著者
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西村 憲
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
- 巻号頁・発行日
- vol.1997, no.67(1997-MUS-021), pp.59-66, 1997-07-20
本稿では、PMML (ractical Music Macro Languag)と呼ばれるMIDI楽器の自動演奏を目的とした新たな音楽記述言語について概説する。PMMLは、音符、休符、和音、並行する複数のパート等の基本的な音楽要素を簡便に記述する機能に加え、自由曲線に基づいたパラメータの連続変化、制御構造やマクロを使った音楽の構造記述、アルゴリズムによる楽曲合成、エフェクタと呼ばれるソフトウェアモジュールによるイベント処理、メッセージパッシングによるパート間での通信または同期といった、より高度な機能を備えている。PMMLのソースコードは開発したPMMLインタプリタによって標準MIDIファイルに変換される。この変換に要する時間は、ソースコードの編集、再変換、演奏を繰り返し実行する上で十分実用的な値である。