著者
榎本 美香
雑誌
情報処理学会研究報告音声言語情報処理(SLP)
巻号頁・発行日
vol.1999, no.64(1999-SLP-027), pp.17-24, 1999-07-23

2人以上の対話において、1人の話し手が話し終わる前に次の話し手が話し出す、ということはよく起こる。しかし、従来のターンテイキング理論では、現在の話し手が話し終わってがら次の話し手が話すという枠組みしか設けられておらず、これでは現実に生じている現象を説明しきれない。そこで、日本語対話コーパスで2人以上の話者が同時に存在する箇所を調べ、その特徴ごとに以下3つの分類を行った。(1)現在の話し手が次の話し手に話すよう誘引しているもの(2)あいづちのように挿入句的なもの(3)次の話し手が現在の話し手を遮るもの、である。これらの分類を基に、ターンテイキング理論の補足理論としての介入発話モデルを構築した。

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重複発話現象に基づくターンテイキング理論の見直し ~日本語地図課題対話を通して~ https://t.co/EOvuGNz1aZ この論文は面白かったです。 今後のコミュニケーションに役に立てられたらと思う。

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