- 著者
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岡田 裕
金田 重郎
- 雑誌
- 研究報告情報システムと社会環境(IS)
- 巻号頁・発行日
- vol.2009-IS-108, no.2, pp.1-8, 2009-05-29
オブジェクト指向は,情報システム設計のための強力なツールである.しかし,現実には,業務全体のデータ整合性と組織間の連携関係を見出し,かつ業務専門家からの処理要求をうまく設計に活かすことは,とりわけ初学者にとっては難しい.本稿では,MASP アソシエーションが提案している 「概念データモデリング (CDM)」 を 「責務駆動設計 (RDD)」 と組み合わせることで分析・設計工程をより一貫したものとし,分析結果を設計工程にそのまま生かす手法を提案する.実システム (A 自治体向けの CMS) に適用した結果,ビジネスモデルの本質を見直すことができ,それを生かした責務を持つオブジェクト設定が可能となった.結果的に,将来のビジネス機能の追加に伴う改造が容易なモデル実現が可能となったと考える.