著者
長尾 確
雑誌
研究報告知能システム(ICS)
巻号頁・発行日
vol.2010-ICS-161, no.5, pp.1-3, 2010-11-15

Web における高度な情報共有や知能ロボットなど、人工知能研究の成果に対する人々の期待は少なくないにも関わらず、知能の原理がどこまで解明され、どのような問題が未解決なのか、あまり明確にはなっていない。そこで、知能システムは、知能の原理に関する仮説検証の手段である、という考えをより徹底することを提案する。それによって、検証された (あるいは検証されつつある) 仮説集ができる。知能システムの実現の仕方はさまざまでも、それが前提としている原理がシンプルで、それに関する仮説が検証されていることで、知能システムの設計思想やそれが実装する知能の妥当性が説明できるだろう。本稿では、知能システムを構築する上で、今後重要になると思われる、リアル (実世界性)、ソーシャル (社会性)、マテリアル (物質性・道具性) の 3 つの観点について述べ、知能システムの展望について述べる。

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知能システム論の勉強をしていたときに 読んだものです。 「知能システムのこれから」長尾 確 https://t.co/jUjGuuVoW9

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