著者
小倉 英里 工藤 真代 柳 英夫
雑誌
研究報告デジタルドキュメント(DD)
巻号頁・発行日
vol.2010-DD-78, no.5, pp.1-8, 2010-11-19

グローバル経済が加速する中で,英語版ドキュメントは海外市場進出の要となる.しかし,多くのメーカー企業では,英語版ドキュメントの言語品質の低さに悩まされている.英語のネイティブライターが関与していないことも原因のひとつだが,それ以上に,英訳を視野に入れて日本語版ドキュメントが作られていないことが,その最大の原因である.この研究では,英訳しづらい日本語の表現パターンを洗い出し,そのような日本語表現を規制できるかを検証し,規制された日本語は,その英訳の品質が改善することを明らかにした.

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@bigcatboardgame 初めまして、リプライありがとうございます。 STJのもう少し細かい資料が以下です。 https://t.co/XbqH9S4eex 機械翻訳しやすい日本語に関する論文 https://t.co/uakJ0tR3qE 自治体向けの「やさしい日本語マニュアル」 https://t.co/A9PQsXMP4c https://t.co/5JUxYCryvL
10年前のモノだけど、この論文は面白い。Simplified Technical Englishの日本語版的な感じ。 コンテンツの多言語化は大企業に限らずMustになってきているので、「言葉の規制」は必要になる。 シンプリファイド・テクニカル・ジャパニーズ英訳を視野に入れて日本語を作る https://t.co/IA2LnzGl3W
あと、シンプリファイド テクニカル ジャパニーズ(STJ)とか。元々は翻訳しやすい日本語の書き方を規定したものだけど、翻訳しやすい=意味を一意に取りやすいとなって、色々と応用が効く。 リンクは参考 https://t.co/XbqH9S4eex

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