著者
後藤 真 内藤 求
雑誌
じんもんこん2013論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.4, pp.79-86, 2013-12-05

筆者らは,正倉院文書トピックマップの開発について,以前に報告を行った.その後も開発と拡張・情報の充実を進めている.知識情報を経典に関するものを中心に充実させた.正倉院文書の中心は写経所の文書であり,経典の情報の充実は正倉院文書の中心部分の研究に役立つことになる.知識情報の充実と,その抽出・可視化の手法によって,奈良時代の経典の所在や,所属の状況を明らかにできるようシステムを作った.また,正倉院文書データベース(SOMODA)の新たなバージョンとしての位置づけも加えられるよう,文書に関する情報も充実させ,より高度な情報派遣を可能にするものとした.

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【最近出た論文】後藤真 文化遺産学科専任講師:後藤真・内藤求「正倉院文書トピックマップへの研究知識情報充実による解析と情報発見の可能性」(『じんもんこん2013論文集』、2013年12月)https://t.co/E6pR0YmMrw

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