著者
内藤 求
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会第二種研究会資料
巻号頁・発行日
vol.2007, no.15, 2007

<p>トピックマックの標準化が進み適用事例も増える中、トピックマップの構造、データモデル、構文、参照モデル、グラフ記法、問合せ言語、制約言語、公開主題(Published Subjects)などなど、トピックマップについて検討すべき課題も益々多様になってきている。様々な課題に適用しその結果を検討、考察するための、小さくて、シンプルで多目的に使える"家系図トピックマップ"を提案する。誰にでも身近で自身の問題として取り組める適用例を提示することで、トピックマップについての課題の解決、利用の促進・利用技術の向上に資することができればと考えている。</p>
著者
原 正一郎 内藤 求
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.7, pp.1-8, 2014-01-18

日本を代表するポップカルチャーであるマンガの特徴は、週刊誌から単行本・Web・携帯電話さらにドラマ・映画・小説など多様なメディアへの波及、海外における多言語展開、さらに同人誌やコスプレのようなサブカルチャーへの影響などにある。マンガを情報資源として捉える場合、このような多様性を考慮する必要がある。本稿では、マンガの多様性を記述するメタデータの定義と、メタデータを公開・操作するTOPIC MAPS ツールの試行について述べる。MANGA is a leading Japanese contemporary culture, which is characterized its various derivative works (e.g., from periodical magazines to books, movies, dramas, novels), media diversities (e.g., papers, Web, mobile phones), multi-languages (e.g., Japanese, English, Thai, Chinese) and subcultures (e.g., cosplay, fanzine). Metadata for MANGA must be necessary to organize its complex cultural structure and to give access-methods to readers under the web environment. This paper will describe challenges of defining MANGA metadata and Topic Maps applications for publishing and manipulating metadata.
著者
後藤 真 内藤 求
雑誌
じんもんこん2013論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.4, pp.79-86, 2013-12-05

筆者らは,正倉院文書トピックマップの開発について,以前に報告を行った.その後も開発と拡張・情報の充実を進めている.知識情報を経典に関するものを中心に充実させた.正倉院文書の中心は写経所の文書であり,経典の情報の充実は正倉院文書の中心部分の研究に役立つことになる.知識情報の充実と,その抽出・可視化の手法によって,奈良時代の経典の所在や,所属の状況を明らかにできるようシステムを作った.また,正倉院文書データベース(SOMODA)の新たなバージョンとしての位置づけも加えられるよう,文書に関する情報も充実させ,より高度な情報派遣を可能にするものとした.
著者
研谷 紀夫 内藤 求
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.57-62, 2009-05-16
被引用文献数
1

歴史上の人名には様々な「異名同人」などが存在し、歴史的な情報を扱う場合はこれらの統制を行うことが望ましい。現在ではそれらを制御するための共有化されたデータベースは存在しないが、主要な人名に関する構造化されたデータベースを構築し、標準的なデータ記述言語によって構造化された人名典拠情報を構築する必要がある。本研究では、これらの背景を踏まえて、トピックマップ形式を用いて、構造化された様々な事物相互の関係が分かる人名典拠情報を構築した。
著者
研谷 紀夫 内藤 求
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.57-62, 2009-05-16 (Released:2009-06-27)

歴史上の人名には様々な「異名同人」などが存在し、歴史的な情報を扱う場合はこれらの統制を行うことが望ましい。現在ではそれらを制御するための共有化されたデータベースは存在しないが、主要な人名に関する構造化されたデータベースを構築し、標準的なデータ記述言語によって構造化された人名典拠情報を構築する必要がある。本研究では、これらの背景を踏まえて、トピックマップ形式を用いて、構造化された様々な事物相互の関係が分かる人名典拠情報を構築した。