著者
三村 守 大坪 雄平 田中 英彦
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.1089-1099, 2014-02-15

今日,機密情報や個人情報の搾取を目的とする標的型攻撃は,多くの組織にとって脅威である.標的型攻撃の初期段階では,攻撃者はRAT(Remote Access TrojanまたはRemote Administration Tool)と呼ばれる実行ファイルをメールで送付し,コンピュータの遠隔操作を試みることが多い.近年ではRATが文書ファイルに埋め込まれることが多くなっており,検知はより困難となってきている.よって,標的型攻撃を防ぐためには,悪性文書ファイルに埋め込まれたRATを検知する必要がある.本論文では,RATがどのように悪性文書ファイルに埋め込まれているのかを調査し,その方式を体系化する.さらに,悪性文書ファイルへのRATの埋め込み方式を解読し,RATを検知する手法を提案するとともに,実験により提案手法の有効性を定量的に示す.

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悪性文書ファイルに埋め込まれたRATの検知手法 http://t.co/dHctDzqjof

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