著者
伊藤 一成
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2015-CE-131, no.20, pp.1-7, 2015-10-03

日本語は,多くの同音異義語が存在するのが特徴である.人名や組織名等々の同音異義語を表記してしまった為に他者や他組織に不快な感情を与えたり,時に誤った情報を発信する結果となり迷惑をかけてしまう場合がある.また SNS のように気軽に書き込めるというメディアの特性が,表記誤りを加速してしまっている現状は何らかの対策を講じる必要があると考える.一方,表記誤りはヒューマンエラーの代表例であり,無下にそれを注意したり非難する対処法では,問題解決に直結しない.日常利用の中で気づきを継続的に与えていくのが望ましいと考えている.そこで 「ご丁重」 と 「ご低調」 のメタファに基づき,自律的に各人が表記誤りに関する事象について考えることを促すコンテンツ GOTEICHO を制作した.

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"表記誤りについて考えさせるコンテンツGOTEICHO(ご丁重,ご低調) " https://t.co/7E4ExWV2rf 一体どうやって考えさせられるんだろう。

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