著者
原島 博
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.55-58, 2016-12-15

人をエンパワーすることが無条件でよいことか,について問題提起する.20世紀前半に世界的に大流行した「優生学」の思想は,望ましい質を持った人を残すことを目指した結果,ホロコーストに至った.現代では優生学は「エンハンスメント」に形を変え,科学技術による人間の拡大・拡張を進めている.そして,人間がすべてを支配する方向に進んでいる.エンパワーメントは,自滅へ向けたエンハンスメントにはならないことを自戒しなければならない.

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

教えていただいた優生思想に関する記事 「子孫に影響しなければ,人間改造は無条件で許されるのか気になる.改造とまでいかなくても,人の能力を増強することは,まったく問題ないのだろうか」https://t.co/y8nIXqg3HD 「障がい」だけを対象にしたのは意図的かな

収集済み URL リスト