著者
五島 圭一 高橋 大志 寺野 隆雄
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.221-222, 2017-03-16

金融資産を管理する上で金融資産のリスクを表すボラティリティについて、どのようにモデリングをして、予測を行うかは金融機関経営における重要な課題の一つである。そのため、金融市場を反映した様々なモデルが考案されてきた。そこで本研究では、ディープラーニングモデルの一つであるリカレントニューラルネットワーク及びその派生モデルであるLSTMとGRUによって、株価指数のボラティリティ変動のモデリングを試みる。リカレントニューラルネットワークを用いれば、これまで人手で設計していたボラティリティ変動の構造を自動で捉えることができる可能性がある。GARCH(1,1)モデルとの比較を通じて、予測精度の分析を行った。

言及状況

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リカレントニューラルネットワークによるボラティリティクラスタリングのモデル化 RNNを使って直接価格変動を予測させるのは正直実用的じゃないなって感じてるけど、こういう使い方は良さそう https://t.co/ZHKzgpvPWV
「リカレントニューラルネットワークによるボラティリティ・クラスタリングのモデル化」(※PDFがダウンロードされます) https://t.co/x88qv6czXw ニューラルネットワークで値動きを予測するわけではなく、システムの補助的な目的で利用している こういうアイデアも参考になると思う

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