- 著者
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小池 誠
- 雑誌
- 研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:21888663)
- 巻号頁・発行日
- vol.2019-SLP-128, no.11, pp.1-3, 2019-07-12
マイクロ波聴覚効果を応用することにより,受信者の頭部に直接,音声メッセージを伝える無線通信が実現するとされている.本稿では,搬送波の周波数そのものがマイクロ波聴覚効果を発現するのでなく,搬送波として作用する2つの周波数の差分がマイクロ波聴覚効果を発現させる.具体的には,2つの周波数を搬送波とする1本のミリ波ビームを受信者の頭部に照射して,マイクロ波聴覚効果により頭部が音声を復調する.搬送波の予想及び検出が困難となり,検出を回避することができる.