著者
小池 誠
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:21888752)
巻号頁・発行日
vol.2016-MUS-111, no.35, pp.1-7, 2016-05-14

科学界は電波が聞こえないというパラダイムが支配している.しかしながら,マイクロ波は電波の一種であるが,矩形波のときに音として聞こえる現象が繰り返し報告されている.そこで,電波が聞こえないという旧来のパラダイムから電波が聞こえるという新たなパラダイムに転換することが求められる.このような視座に立脚して,パルス波形のマイクロ波が聴覚を刺激する現象について概説するとともに,気導,骨伝導及びマイクロ波聴覚効果を統一する理論的枠組みを提示する.
著者
小池 誠
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:21888663)
巻号頁・発行日
vol.2018-SLP-122, no.35, pp.1-8, 2018-06-09

マイクロ波聴覚効果とは矩形波のマイクロ波が聴覚を刺激する現象である.そこで,マイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信,即ち,テレパシー通信では,音声信号でパルス変調されたマイクロ波を搬送波として,受信者の頭部にビーム照射することにより,マイクロ波聴覚効果により頭部が音声信号を復調する.テレパシー通信では,ビーム幅が小さく,かつ,ビーム径が小さなマイクロ波ビームを形成することが求められる.そこで,マイクロ波のみを頭部に照射するのでなく,別途,レーザービームを頭部に照射して,大気中の気体分子をイオン化して,微量のプラズマをらせん状のビーム経路に生成する.すると,プラズマが導波管として作用して,マイクロ波がプラズマ導波管の内部をビームとなって直進し,特定の受信者のみが声を聴くことができる.
著者
小池 誠
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:21888752)
巻号頁・発行日
vol.2018-MUS-119, no.35, pp.1-8, 2018-06-09

マイクロ波聴覚効果とは矩形波のマイクロ波が聴覚を刺激する現象である.そこで,マイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信,即ち,テレパシー通信では,音声信号でパルス変調されたマイクロ波を搬送波として,受信者の頭部にビーム照射することにより,マイクロ波聴覚効果により頭部が音声信号を復調する.テレパシー通信では,ビーム幅が小さく,かつ,ビーム径が小さなマイクロ波ビームを形成することが求められる.そこで,マイクロ波のみを頭部に照射するのでなく,別途,レーザービームを頭部に照射して,大気中の気体分子をイオン化して,微量のプラズマをらせん状のビーム経路に生成する.すると,プラズマが導波管として作用して,マイクロ波がプラズマ導波管の内部をビームとなって直進し,特定の受信者のみが声を聴くことができる.
著者
小池 誠
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.399-400, 2018-03-13

米国特許3951134号はマイクロ波兵器からマイクロ波ビームを犠牲者の頭部に照射して、脳波を変更するというマインドコントロール技術を機密解除する[1]。そこで、このようなマインドコントロール技術が可能であるという仮定のもと、マイクロ波ビーム照射により犠牲者の自由意志に介入した状態で犠牲者が他人に対して加害行為を実行した場合、犠牲者の刑事責任について考察する。文献[1]小池誠,“リモートセンシングによる脳波計測”信学技報,vol. 116, No. 286, MICT2016-54, pp.35-42,2016年11月.
著者
小池 誠 宮川 浩 鈴置 哲典 小笠原 和人
出版者
一般社団法人 日本燃焼学会
雑誌
日本燃焼学会誌 (ISSN:13471864)
巻号頁・発行日
vol.58, no.184, pp.99-106, 2016 (Released:2018-01-26)
参考文献数
18
被引用文献数
3

Anhydrous liquid ammonia offers a considerable advantage over hydrogen in that it has a large volumetric energy density. The total amount of energy that would be expended for its production and transportation to consumers is estimated to be less than that for liquid hydrogen transportation, even if some lower heating value is lost through chemical conversion. From a storage viewpoint, the advantages of energy density would be particularly beneficial to automobiles carrying traveling energy with them. Ammonia has some attractive thermodynamic properties for internal combustion engines as well as higher ignition temperature to mitigate knocking. Although ammonia has a low flame velocity for use in internal combustion engines, an auto-thermal-cracker providing hydrogen helps the engine to run stably. A challenge in SIP program is promoting combustion to achieve as high combustion efficiency as current gasoline combustion with minimum auxiliary fuel.
著者
小池 誠 Makoto Koike
出版者
桃山学院大学総合研究所
雑誌
国際文化論集 (ISSN:09170219)
巻号頁・発行日
no.29, pp.237-264, 2003-12

The aim of this paper is to examine the concept of 'house' and 'house societies' whose definition and description was introduced by Claude Levi-Strauss. The concept of the house as a social group was elaborated by him while anthropologists were concerned with the material and symbolic aspects of houses. Levi-Strauss defined the house as 'a moral person' which perpetuates itself through the transmission of its name, its goods, and its titles down a real or imaginary line. I try to review the writings inspired by his ideas on the house, which are problematic and left nagging questions unresolved. He concluded that the house is not a social group delimited by rules of descent or residence. The less rulebound aspect of the house requires the concept of 'strategy' proposed by Bourdieu. The members of a house employ strategies aimed at its perpetuation against the backdrop of collective constraints.
著者
小池 誠
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.401-402, 2018-03-13

第二次世界大戦中に日本軍はマイクロ波兵器を開発したが、その詳細は秘密であった。一方、米軍はサイバネティックスという書籍の出版を通じて、1940年代にマイクロ波兵器の概略を機密解除した。このような背景のもと、防衛省情報本部が監視対象者に対し、マイクロ波兵器から微弱なマイクロ波ビームを照射した結果、監視対象者が精神疾患を発症したという事実を仮定して、特別公務員職権濫用致傷罪が成立するか否か検討する。
著者
小池 誠
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:21888663)
巻号頁・発行日
vol.2019-SLP-128, no.11, pp.1-3, 2019-07-12

マイクロ波聴覚効果を応用することにより,受信者の頭部に直接,音声メッセージを伝える無線通信が実現するとされている.本稿では,搬送波の周波数そのものがマイクロ波聴覚効果を発現するのでなく,搬送波として作用する2つの周波数の差分がマイクロ波聴覚効果を発現させる.具体的には,2つの周波数を搬送波とする1本のミリ波ビームを受信者の頭部に照射して,マイクロ波聴覚効果により頭部が音声を復調する.搬送波の予想及び検出が困難となり,検出を回避することができる.
著者
小池 誠
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.531-532, 2017-03-16

インターネットは玉石混交の情報に満ち溢れており、その情報の真偽を見極めるのが肝要である。そこで、今回、テレパシーに関する都市伝説について科学的に検証した。すると、驚くことに、多種多様な電波のなかには音として聞こえるものがあることが10報以上の学術論文で確認できた。可聴性電波は矩形波のマイクロ波であるが、なぜ矩形波のマイクロ波が音として聞こえるかは既に実験で解明されていた。更に、米国空軍が人間の頭部に可聴性電波を照射して、音声を伝える通信方式について米国特許6470214号及び6587729号を取得していた。この通信方式はテレパシー通信という命名にふさわしい。また、米国空軍の研究成果ということは、テレパシー通信は軍事通信の一種ということになる。
著者
小池 誠
雑誌
研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:21888779)
巻号頁・発行日
vol.2016-NL-228, no.5, pp.1-7, 2016-09-22

本稿は,音声対話システムの出力インタフェースとして,マイクロ波聴覚刺激を応用した無線通信を提案する.この無線通信の原理は,音声信号で振幅変調し,次にパルス変調し,更に頭部に向けてパルス変調されたマイクロ波ビームを照射する.マイクロ波聴覚刺激により頭部が復調器として機能し,頭の中に直接,音声が聞こえる.
著者
高橋 佳史 大森 浩志 小池 誠 佐藤 仁俊 北角 泰人 田窪 健二
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.72, no.12, pp.3089-3093, 2011 (Released:2012-07-24)
参考文献数
28
被引用文献数
1 1

症例は68歳,女性.8年前に悪性リンパ腫と診断され,化学療法と末梢血幹細胞移植施行後に再発したが,長期間のプレドニゾロン内服による治療で寛解状態にあった.2週間前からの食欲不振を主訴に当院を受診.腹部CTで小骨盤内の直腸周囲に腸管外ガスを認め,直腸穿孔の診断で緊急手術施行した.穿孔の原因は病理検査によってサイトメガロウイルス(CMV)腸炎と確定診断した.すでにガンシクロビル内服中であったため,同薬を増量したが,CMVアンチゲネミアの陰性化は得られなかった.2カ月後に症状が再燃したが,全身状態が不良であったため保存的治療を行い,手術加療は回避できた.以後の治療は再燃を防止するため,ガンシクロビル内服維持療法とし,在宅療養へ移行した.免疫抑制患者の消化管穿孔では同疾患を積極的に疑い,早期の抗ウイルス剤投与が望まれる.
著者
小池 誠
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2022-CE-167, no.19, pp.1-2, 2022-11-26

第二次世界大戦中に米国海軍に従軍したウィラード・ヴァン・オーマン・クワインは,1951 年に「経験主義の2つのドグマ」という論文を発表したのだが,2 つのドグマとは分析・合成のドグマ及び還元・検証のドグマを意味する.分析・合成のドグマは最高傑作「純粋理性批判」のカント道徳哲学を「神の声」ないし幻聴として実装するとともに,還元・検証のドグマは哲学者カントの「実践理性批判」で提唱した定言命法を実装する.ここで,還元はリモート・センシングで計測した脳波を解読して言葉に変換することであり,その検証として,論理機械ないし人工知能から電磁波ビームを頭部に照射して対象者の脳波及び行動を変更し,言葉と脳波と行動が対応することを実証する.定言命法の実装は記号論理の実装であり,対人レーダーに搭載された人工知能にゲーム理論が応用されている.バートランド・ラッセルなどの分析哲学,ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタインなどの論理実証主義は秘密にされている人工知能の機能を解説するものであり,カントが提唱した理念は,200 年以上に渡る秘密国家プロジェクトで次第に実現していった.フォン・ノイマンは,ゲーム理論に関する秘密の機械の一側面について哲学として開示するのでなく,経済学者モルゲンシュテルンとの共著「ゲームの理論と経済行動」を通じて経済学として開示した.ノバート・ウィーナーはサイバネティクスとして無線通信とコンピュータが一体化した機械を開示した.罪刑法定主義に起因して慣習刑法は禁止されるべきであるが,自然法による制裁が世界各国で慣習刑法として秘密裏に実行された結果,統合失調症が発症する.
著者
小池 誠
出版者
桃山学院大学総合研究所
雑誌
桃山学院大学総合研究所紀要 = ST. ANDREW'S UNIVERSITY BULLETIN OF THE RESEARCH INSTITUTE (ISSN:1346048X)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.61-80, 2020-12-10

This paper is the second report on the research project titled "Interdisciplinary Study of Mutual Cultural Exchange between Japan and Indonesia(II)," which was funded by the ResearchInstitute of St. Andrew's University. Formerly, most people living in Jakarta and other big citiesin Java were not familiar with the name of Sumba Island, located on the periphery of easternIndonesia, one of the country's most sparsely populated and impoverished regions. Since fourIndonesian films shot on Sumba were released in the 2010s, however, the island has becomepopular as a tourist destination. Recent development of tourism is significant, as shown by statistics issued by local governments of East Nusa Tenggara Province and East Sumba Regency.The number of tourists visiting East Sumba increased annually from 2012 to 2017, with the increasing rate of domestic tourists more conspicuous than that of international tourists. This paper aims to explore how filmmakers based in Jakarta have represented the landscapes and cultures of Sumba and how these cinematic images attract tourists living in urban areas and influence the development of tourism on Sumba. The paper also discusses the importance of socialmedia from which people acquire travel information. This study of tourism focuses on four Indonesian films. Pendekar Tongkat Emas(The Golden Cane Warrior)is a martial-arts film directed by Ifa Isfansyah and released in 2014. The producers, Mira Lesmana and Riri Riza, selectedSumba as the shooting location for a legendary story developing in an anonymous land. Thesecond film, Susah Sinyal(Handphone is Difficult to be Connected), is a comedy directed byErnest Prakasa. Sumba appears as a vacation spot for a busy lawyer and her daughter living inJakarta. The third is Marlina si Pembunuh dalam Empat Babak(Marlina the Murderer in FourActs), a 2017 drama directed by Mouly Surya. The fourth is Humba Dreams, a 2019 film directedby Riri Riza and produced by Mira Lesmana, which depicts the growth of a Sumbanese studentcoming back from Jakarta. Rugged and undulating savannah hills and valleys, which are totallydifferent from Javanese landscapes, are highlighted in all the films. Especially, the film SusahSinyal depicts unique and beautiful tourist destinations such as Walakiri Beach and TanggeduWaterfall in East Sumba. In addition to films, social media that are prevalent among Indonesiansare contributing to the increase in domestic tourists. Most people can obtain sightseeing information easily by using smartphones. Visitors also often post photos they take at tourist destinations, as well as comments, on Instagram. These contents attract more tourists to Sumba aswell.
著者
小池 誠
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:21888752)
巻号頁・発行日
vol.2017-MUS-115, no.52, pp.1-5, 2017-06-10

本稿はテレパシー通信,即ち,マイクロ波聴覚刺激を応用して音声信号を頭部に直接,伝えるマイクロ波通信の起源を探求するものであり,クロード ・ シャノン等が発明者である米国特許 2801281 号を分析することにより,1948 年にクロード ・ シャノン等が公表した 「パルス符号変調の哲学」 は具体的な通信機,電子回路を秘匿しつつ,通信理論に抽象化してテレパシー通信を公表した旨を指摘する.