著者
守岡 知彦
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.171-178, 2020-02-15

複数の包摂粒度を許容する漢字構造記述を内容アドレッシングを用いた分散データモデルの1つであるIPLDに基づいて実現する試みについて述べる.IPLDはMerkle DAGというデータ構造を用いている.これは暗号学的ハッシュを用いてラベル付けされた不変オブジェクトをノードとする有向非巡回グラフであり,オブジェクト間の関係は片方向しか表現できない.この制約の下で編集可能な文字知識を表現するために,不変性の高い基礎的オブジェクトへのリンクを含む複合的なオブジェクトによって可変性のある文字オブジェクトを表現するための形式を提案する.また,IPLDグラフの逆リンクや場所アドレッシングの実現手法について検討するとともに,既存のグラフストレージでの試験的実装についても述べる.

言及状況

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@mandel59 @component なお、ここで、<pred> は IDC の character name から取った位置述語名です。cf. https://t.co/EhbqdhCQW0 の表3の述語に対応しますが、この表の述語名(RDF/IPLD版)はちょっと単純化されてて、S 式版だと surround-from-upper-left みたいな感じになります。

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