著者
土樋 祐希
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.610-613, 2020-05-15

ETロボコンは組込みエンジニア育成を目的としたソフトウェアコンテストである.使用するロボット(走行体)を同一とし,設計を評価するモデル審査を行う点が大きな特徴である.競技とモデル審査を合わせた総合成績を競うことにより,実践的なソフトウェア開発のスキル向上が狙いである.時代により必要とされる技術も変化しており,ETロボコンも課題を変えている.2019年はAI/IoTが普及する現在に対応するため,画像処理/AIなどを活用する課題とした.約8割の参加者がモデリングに関する学びを得たと回答しており,AIや画像処理に初めて取り組んだという参加者の声も多くあった.このようにETロボコンはスキル向上の場を提供していると言える.

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@ma2shita IoT勉強会 in 岡山 & SORACOM UG Okayama でのLTで紹介させていただいたETロボコンの参考資料です。 この競技会の教育的意義や人材育成の実践について書かれたよい資料なので、ぜひ、お読みください。 https://t.co/pCCGE34RFQ #ETロボコン #soracomug #iotokayama

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