著者
高名 典雅 柏崎 礼生
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2021-IOT-52, no.13, pp.1-5, 2021-02-22

COVID-19 によりインターネットを利用したテレビ会議やビデオ通話の利用が急増した.機密性の高い情報を扱うテレビ会議や,プライバシーを確保したいビデオ通話を実現しようとすると空間などの物理的な制約条件のため自由な利用が困難である.本稿では安価で可搬性があり,高い機密性を実現することのできる占有型情報環境の提案を行う.筆者らは NICT の若手セキュリティイノベーター育成プログラム「SecHack365」においてセキュアな入出力装置を開発した.これを改良し,また伝統的な日本文化との融合することより,十分な稼働時間,身体に負担をかけない軽量,および財布に負担をかけない価格を実現できることを定量的に評価した.

言及状況

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現在開催中の2020年度第4回(IOT通算第52回)研究会でSecHack365の2019年度思索駆動コース、高名くんが「可搬性と機密性を両立した占有型情報環境の設計と評価」の発表をしました。僕は下記ネタスライドを提供しましたが内容は比較的ガチ、IOT研究会では珍しいハード寄りの発表。https://t.co/826So4GsvC https://t.co/3gBqBvBcrZ

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