著者
松本 茉倫 小口 正人
雑誌
マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2124論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.712-719, 2020-06-17

スマートフォンを始めとする,IoT デバイスで取得したセンサデータを活用するためにクラウドサービスを利用した統計分析が普及している.IoT デバイスで取得したセンサデータの中には,位置情報などの秘匿性が高いデータが存在しており,必ずしも安全とは言えないクラウドサービス上では情報漏洩に備えて,個人情報を保護する必要がある.そこで,暗号文同士の加算・乗算が可能な完全準同型暗号が注目されている.しかし,一般的に共通鍵暗号よりも公開鍵暗号は低速であり,公開鍵暗号である完全準同型暗号は処理時間がかかるため,計算能力の低い IoT デバイス上での実装が課題である.本研究では,低速な公開鍵暗号を高速に利用することを目的として,高速な共通鍵暗号と鍵共有が容易な公開鍵暗号を組み合わせたハイブリッド暗号を応用し,共通鍵暗号と完全準同型暗号を組み合わせた暗号化を IoT デバイスにおいて提案・実装する.

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IoTデバイスでFHEを利用すればプライバシー強くね?って思って、IoTデバイスでも十分高速に動くか調べてみたんだけど海外での先行研究とお茶の水の研究があるっぽい https://t.co/BezEydlsrM

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